縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

氷ついた雪を崩すには、唐グワと根切りが活躍

2021年01月22日 09時00分00秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画
氷点下でガチガチに固まった残雪と、舗装に張り付いた氷で歩行者がツルツル滑って危なっかしい。
金象スコップや平クワでさえ跳ね返してしまうので、土工用の分厚い「唐グワ」を薪割り式に打ち下ろしたら、面白いように大きなブロック状に割れていった。
唐グワ(トウグワ・現場ではトンガとも)には薄くて広いタイプと、厚くて狭いタイプがあり、前者はユーラシア大陸で広く農耕用に使われている。後者は土木工事で樹の根っこや小石が多い所を崩す時によく使われ、今回は後者使用。
舗装に張り付いた氷は、土工用の「根切り」をやや斜めにしてコツコツ落としたら、簡単にはがれてくれた。
横断歩道に氷が張りついて、歩行者が恐る恐る歩いていたので根切りでザクザクにしておいた。
こんな感じ・・・
根切りは長い棒の先端に厚い鋼鉄の刃が付いた根っこの切断用。
 
今年の雪は手ごわいが、明日から上越市へ除雪遠征でござる。
 
気温が緩み雪も湿ってきてはいると思うが、金象スコップ、クマ武のスノーダンプの他に、唐グワと根切りも持っていくことにした。