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アメリカ大統領選結果における暴動と映画「ホテル・ルワンダ」

2021年01月08日 09時26分23秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

やつらは不正に利益を独占している!嘘つきのゴキブリだ!既存メディアは嘘ばかり流している!集まれ!

トランプ氏そっくりな過激な言葉を使い、民衆を扇動し続けて起こった悲劇が、約100日間に渡り推定80万人が虐殺された1994年の「ルワンダ虐殺」だ。
 
扇動したのはフツ族急進派のヘイトラジオ局、鉈で斬られ、撲殺されたのはツチ族の老若男女とフツ族穏健派。
興味のある人は、映画「ホテル・ルワンダ」を観るといい。
 
社会不安を「✕✕のせいだ」と対立勢力に矛先を向け、具体例や根拠を示さずに憶測を断定的にプロパガンダし続けた結果、誰も制御できない暴動に発展した例はたくさんある。
 
アメリカ大統領選で敗北した現職大統領の発言が、ルワンダのヘイトラジオ局が起こした惨劇と同じ事態を招く恐れがある。
 
事態が収束しても、新大統領は今後この分断をどうやって纏めあげるのか?
 
各国首脳がトランプ氏の批判とアメリカの分断を危惧するコメントを出すなか、漁夫の利とばかりに喜んでいるのはロシアと中国ではないか?
 
敵対する薩摩と長州を、メリケンとエゲレスが漁夫の利を狙っちょるぜよ、仲ようせにゃ!と、感情論を利を持って仲介した、坂本龍馬みたいな調整役が今のアメリカにいてくれればいいですがネ。
 
いなけりゃ行くとこまで行くしかないのかな?
 
わが日本国も気を付けましょうねぇ。