縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

しばらく留守にします・・・糸魚川のおもひでに薬石ペンダントを!

2016年05月20日 22時07分56秒 | ぬなかわヒスイ工房

昨日も市外県外から二組の来客。

私が運営するネットショップ「ぬなかわヒスイ工房」を観たお客様達で、私と会ってヒスイや縄文の話しをして、実物を観て購入したいというお客様が増えてきている・・・実店舗を持たない宣伝広告費ゼロの工房だからこの傾向は非常に有難い。

因みにぬなかわヒスイ工房は下記URLです!

http://nunakawa.ocnk.net/

明日から二十日間のマレーシア旅行に旅立つ身としては、二組とも私のヒスイ製品を大人買いしてくれたので大助かり!

旅先はマレーシア東海岸の南シナ海に浮かぶティオマン島。50年代のハリウッドミュージカル映画「南太平洋」のロケ地として有名だけど、14年前に訪れてその綺麗な珊瑚の海と熱帯のジャングルに魅了された。正にパラダイス!

 

一組は中世の油絵具を復活させて絵を描いておられる有名な画家ご夫妻で、私も糸魚川で採取した鉱物から顔料を作っているので絵具や絵画方面の話しで盛り上がった。

ご主人は縄文にも興味がおありで、私のブログをチェックしておられるとの事・・・非常に恐縮。

恐縮したので、加工で出るヒスイの粉をほんの気持ちとして差し上げた。

実際に絵具に使える顔料にするには更に精製する必要があるのだけど、リンシードオイルで練り上げれば油絵具、膠で練り上げれば日本画の岩絵具、アラビアゴムで練り上げれば水彩絵の具になるのでR!

今回は話しだけで時間切れになったけども、来客に時間的余裕があれば長者ケ原遺跡や姫川や海岸に石拾いにお連れする。

毎回ヒスイが拾える訳でもなく、お客さんはそれぞれ思い思いの綺麗な石を拾う事が大半だが、それでもお客さん達は大喜び。

要望があれば拾った石に簡単な研磨をして、ペンダントに仕立ててプレゼントするが、その代表が姫川薬石。こんな可愛らしい石が拾えるのでR。このペンダントは5月連休に遊びに来たお客様分で、遅ればせながら旅立つ前の仕事として送った。

 

ヒスイが拾えなくたって、糸魚川の思い出になってくれればいい。

ヒスイだけが糸魚川の石ぢゃないぜ!