沼隈郷土文化研究友の会

広島県東部に位置する沼隈町は古代より瀬戸内海の中央(ヘソ)に当たり、
その郷土からの情報発信です。

[福山市文化財協会による、平家谷の下見]

2012年03月26日 | 行事案内

福山市文化財協会では、今年度の大河ドラマ「平清盛」に
合わせ、「平家谷」を巡る準備(仮称:平家谷の探訪)を進めている。
その一環として、3月12日に「平家谷」の下見を、
編集委員会の皆さんが参加して行われた。

講師に文化財保護指導委員の上田靖士さん、地元「平家谷」で
地域おこしに取り組み、「通盛神社」の総代も勤めている、
門田武士さんにお願いして、「平家谷」を廻り、解説を
して頂く機会を得た。

「下見」のコースは、
「赤旗神社」⇒「見張り所跡」⇒「乗り越え」⇒「鐙峠」⇒「貴船神社」
 ⇒「通盛神社」⇒「一本松」⇒「平家さんの井戸」⇒「古宮」「喜勢」
 ⇒「血吸山」などを解説して頂きながら、その伝承地を回った。


         (赤旗神社:平家の旗印の赤旗が祭られている)


       (赤旗神社本殿:左は後から移築された八幡社)


 (赤旗神社にある平家椿:椿の赤い花でジュータンになるそうです)


           (貴船神社の石段)


           (貴船神社)



             (平家さん:通盛神社参道の石段)


                (通盛神社の本殿)



 (通盛神社本殿脇にある伝主従の墓)



     (三代目の一本松)


(古宮で解説する門田さん)

続いて、
「小宰相局庵」では、「伝承と史実」の解説を上田先生から伺い、
その後、「福泉坊」に寄り、「しだれ桜」と「平家谷」の
総括の話しを聞きました。


(福泉坊のしだれ桜:本番では見所となる予定)


      (福泉坊にある伝小宰相局の墓)

「下見」当初の天候は、雪が舞い寒い空模様でしたが、次第に天候も
回復し、「小宰相局庵」の頃には、日が射す天候へと変わり、
気ままな天候にも関らず、無事「下見」を終える事が出来ました。

今回の「下見」は、
4月に、福山市文化財協会が本番を行う予定となっていて、
多くの参加をお待ちします。
是非「伝説」と「史実」の世界が今に残る「平家谷の探訪」に
お運び下さい。

                           (文責:鳳来)


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