釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

小村井梅香園

2013年03月06日 20時47分05秒 | 四季の花
知る人ぞ知る小村井梅香園(小村井香取神社)に行ってきました。(3月3日)

住所は墨田区文花。



最寄駅は東武亀戸線小村井駅。

墨西(墨東が隅田川の東側なら西側は・・・・でしょ。)の方はご存知のない地名が羅列されます。(笑)


全体の様子はこじんまり
でも梅だらけ










ここは小村井にあった梅園は、3300坪の広さが有り、築山や池、釣り堀などあり、安藤広重の『絵本江戸土産』に「実に新古の梅屋敷に倍したる景勝・・・」と称された場所であったようです。

新梅屋敷とは今の向島百花園、古の梅屋敷は、亀戸梅屋敷をさします。

向島百花園は、東京都立の庭園で現存しています。

亀戸梅屋敷(跡地は小村井梅香園の南五分ほど)あのゴッホの絵のもとになった広重の『江戸名所百景 亀戸梅屋敷』でも有名な場所ですが、いまはありません。

小村井梅園と、亀戸梅屋敷は、荒川開削のきっかけとなった明治43年(1910年)の大洪水によって、廃園になってしまいました。

今の梅香園は、梅園があった西側の小村井香取神社の境内に、平成になってから整備されたもので、平成6年から地元の方が中心になって「梅まつり」が開催されています。


梅まつりW

今年は「梅まつり」二十周年記念ということで、絵葉書とステッカーをいただきました。

狭い場所ですが、80種類もの梅が咲き乱れていて、一見の価値がありますよ。

ただしここの梅は、気まぐれで年によって開花の時期が違うようです。
今年も2月の半ばに「梅まつり」の予定でしたが、三月上旬が盛りになっていました。
もちろん、融通を聞かしてこの日も「梅まつり」を開催されていました。



東京でも梅の密集度はかなりなものです。
ぜひ一度お運びください。

亀戸天神も近いですからね。










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おかげさまで快方に向かって... | トップ | 文化じゃなくて文花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四季の花」カテゴリの最新記事