釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

長谷寺で掃苔

2009年08月12日 05時53分51秒 | 掃苔録
前のブログでかいたように西麻布の長谷寺には多くの有名人のお墓があります。
そのいくつかをご紹介しましょう。

坂本九
「上を向いて歩こう」で一世を風靡した坂本九さんは、1985年8月12日に日航機事故で亡くなりました。享年43歳。
毎年、命日にはご家族がお参りにこられるそうです。
あっ、今日は8月12日・・・・あらためてご冥福をお祈りします。


坂本九さんの墓

エノケンこと榎本健一
日本の喜劇王として知られるエノケンこと榎本健一さんは、青山南町(現在の南青山)のかばん屋に生まれ、その後、父親が笄町(現在の西麻布)で煎餅屋を営んでおられた縁でここにお墓があるようです。
のちに店は麻布十番に移転したそうで、今も残る老舗の煎餅屋や豆屋をエノケンさんの実家だという都市伝説があります。(事実じゃないのでは・・・。)
1970年に亡くなり、享年65歳。若かったんですね。
エノケンさんといっても今となってはご存じない方も多いでしょうが、私はテレビなどで見たことがあります。寂しいですがもう歴史上の人物になりつつありますね。
お墓の入り口に人柄を表すような洒落た墓碑が立っています。




エノケン(榎本健一)さんの墓碑と墓

沖雅也
壮絶な死と「涅槃でまってる。」の言葉で知られる沖雅也さんの墓もここにあります。日景家の墓で眠りにつかれています。
亡くなったのは1983年、享年31歳。


沖雅也さんの墓

黒田清輝

「湖畔」などの作品で知られる明治の洋画家です。
晩年、麻布笄町(現在の西麻布4丁目)に在住した縁からここにお墓があるようです。
1924年57歳で亡くなっています。

 
黒田清輝の像と代表作「湖畔」(本物)
東京国立博物館黒田記念館で撮影


黒田清輝の墓・・・画像にはないがなぜか鳥居があるお墓です。

井上馨

初代外務大臣で明治の元老井上馨。
鹿鳴館で知られる政治家です。
1915年79歳で亡くなっています。


井上馨の墓

ほかにも明治一代女で名高い花井お梅
ソニーの盛田昭夫の墓があるそうですが、まだ未確認です。
またの機会に譲りましょう。

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