ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

クレタのお土産話

2007年02月19日 | 新婚生活
マヌちゃんがギリシャからお帰り!内緒でバスの駅までお迎えに行ってきました。

不機嫌な顔でバスから降りてきて、ちっともあたしに気づかず。「おいっ」て肩たたいてやっと気づいてくれました。

予想外のサプライズだったらしく、思った以上に喜んでくれてよかった。なかよく贅沢にタクシーに乗って帰ってきました(!)


ギリシャには2泊したとはいえ、実質1日ちょい、しかもほとんどは研究所にいたのでとくに何も観光みたいなことはできなかったらしい。二日目の午後、少し時間があったけど、急のありえない大雨でお出掛けできなかったらしい。まあ、残念。

けどちらりと見たところによると、クレタ島の雰囲気はマヌちゃんが子供のころのアンドゥハルにそっくりだって。車やスーパーにあるものは確かに現代(!)だけど、人や町並みがなつかしーい!って感じだそう。全体的に海のある観光地、だけど村!!って感じだって。街はきれいじゃないけど、物価は安いし、車でちょっと行けばすばらしくきれいな海岸があるって。住む価値のある街だよ、と研究所の人。

空港じゃでっかい「禁煙」の看板の下でみんなモクモクタバコ吸ってるし、車の運転マナーは最悪で、交差点が赤信号でも、昼間はクラクション、夜はライトを当てて通りますよーと合図してわたるらしい。「赤は止まれじゃなくて気をつけてわたれらしいよ!」といってました。バスも人が乗り降りしてても止まらず動いてるし、運転手はひたすら他の車に怒鳴ってるし、街中はクラクションの音がすごいらしい。

クレタは完全観光の町で、年寄りを除きみんな英語しゃべれるから非常にラクちんだったみたい。マヌちゃんの相手してくれた若い先生はアルメニア人で、4年ギリシャに住んでるけどギリシャ語わからないらしい。じゃ、あたしも英語でも勉強しようかな?

この先生曰く、この研究所で働く人は「11時前に出勤する人はいないね」。出勤後、おしゃべりしてからコーヒーのみに行って、そしたらもうお昼の時間だからご飯食べに行って、それからやっとちょっとお仕事?でちゃっちゃと帰宅、が当たり前。わお!アンダルシア人をうわまわってるぞ!!ちなみに夏も「8月?8月なんて誰もいないよ。僕もいないし」と問題なくバケーションはたっぷりあるそうです。

この研究グループはドイツのグループと一緒に働いてるそうで、しばしばドイツに行くらしい。マヌちゃんも採用になったら夏にさっそくドイツでのサマースクールがあるそうです。

なんだかおもしろいね!採用結果は今月末にはくれるそう。どうなるのかな??

きなこもち

2007年02月18日 | 台所修行
前におかあちゃんが送ってくれた節分豆。一人地味に豆まきしたあと、残りをきなこにしてました☆

なんとなく食べる機会がなかったんだけど、今日のお昼にきなこもちにして食べました。(おもちも送ってくれてたからね)

おいしーーーいなー!

懐かしいお味。昔からきなこもちって大好きなのだ。あんこよりきなこ派。

フードプロセッサーですっただけなので、市販品みたいに細かい粉にはならなかったけど、特に問題なくおいしいきなこでした。見た目はちょっと木屑みたいだけどね(笑)

おっと、チビも動き出したぞ!こいつもきなこ好きかな??

よしちゃん、ありがとーね☆

さて、これから準備してマヌちゃんをお迎えに行ってきます。

かぼちゃのポタージュ

2007年02月18日 | 台所修行
おととい大家さんが家賃取りに来たとき、かぼちゃを一個おすそ分けしてくれました。ついでにかぼちゃのポタージュの作り方も教えてもらってさっそく挑戦!!

大家さんに教わった作り方は以下の通り。

用意するもの
プエロ(こっちのねぎ。ポワロってやつ?太くて甘い)、ニンジン、じゃがいも、かぼちゃ、生クリーム。分量はもちろん適当で(笑)

作り方
薄く切ったねぎ、ニンジンをよく炒める。そこにさいころに切ったじゃがいもとかぼちゃを加えひたひたの水でやわらかくなるまで煮る。やわらかくなったらバーミックスでピューレにして生クリームを入れる。出来上がり。


わたしはねぎとニンジンは塩を振って炒めました。はやくしんなりするからね。大家さんはかぼちゃよりじゃがいもをいっぱい入れるようだったけど、あたしはもっとかぼちゃー!にしたかったので、かぼちゃのほうを多めに入れました。で、最後に塩コショウで味を調えました。

このポタージュ、ほとんどお野菜だけ!!ほぼ離乳食(笑)。生クリームそんなに入れなかったけど濃厚でクリーミー!やさしいお味でおいしい!!お野菜ってすごいね。こんなに味があるんだ。同じやり方でズッキーニやねぎ、インゲン豆などいろんな野菜のポタージュができるんだって。

これで十分おいしいけど、コンソメ入れたらもっと濃く、お店のっぽくなるかな?やさしいお味が好きならもちろんこのままで十分だと思います。

こっちのかぼちゃは日本人の間ではあまり評判がよくないようで。どんなもんなのか、ゆでてるときに味見したけど、日本のよりあっさりした味。食感はさらっと崩れるじゃがいもみたいな感じ。で、ポタージュになっちゃったら日本のとあまり変わらぬ味です。

煮るとすぐ崩れるのでポタージュはよくあった調理法だと思います。色も日本のが黄色いとすればこっちのはオレンジでスープの色の見栄えもよいかな?ただ煮物にはできそうにないですな。

ま、例によってマヌちゃん、ポタージュもかぼちゃも嫌いだそうなので、鍋いっぱいのこれは一人でせっせと食べることにします。体にもよさそうだしね☆

ロールケーキ、スペイン語で?

2007年02月17日 | スペイン生活
なんというでしょう。

答え:brazo de gitano「ジプシーの腕」!!!!

へー。日本だと焼き色のついてない面を表にしてまくから白いのが定番だけど、こっちは焼き色がついたほうが外側なのかな?なのでうすい褐色をしてて、これがジプシーの腕に似てるから、らしい。


じつはロールケーキがずっと食べたかったのです。で作ろうと思って生クリームも買ってあるんだけど、あたししか食べる人いないしー、といまいちやる気が起きず、スーパーで買っちゃった。実は初めての購入。

brazo de azucar(砂糖がけ), de chocolate(チョコがけ),de trufa(トリュフ)とあったので、トリュフ味、チョコ生クリーム入りを買いました。

生地はふわふわでうむ、ロールケーキ!内側にはシロップがたっぷりしみこませてあって、うひょ!激あま!!!けどおいしかったです。もうすこし甘さ控えめのほうがあたしの好みではあるけど、最近このスペイン的甘さにすっかりなれてしまったようで、甘いーと思いながらも余裕で食べれるようになってます。こわいなあ。

小ぶりなサイズで一本200G。なんと50センティモ!スーパーのオリジナルブランドのだからだけど、お手ごろねー。

半分食べて残りは明日~と思って裏を見たらカロリー表示が!

100Gあたり389キロカロリー。ぎゃふん。ケーキだもの、こんなもんか。読書して頭いっぱい使って糖分消費しよう。(←無理だからー!)

なんかマヌちゃんのいないとき、いっつもおやつ隠れ食いしてる気がする・・・

ちなみに例の本72ページまでいった!!えらい!辞書引きっぱなし、日本語訳で解釈の答え合わせ(笑)しつつだけど、けっこうたのしく読書してる自分に気づきました。えらいー。

そういや昨日は異常にいい天気で昼間はコート要らずのぽっかぽか!!コタツカバーも含め、洗濯がつんとしたのに、一晩放置してたら軽く雨に降られました。冬は乾きが悪くてすかん!!ちなみに夏はタオル一日干しとくとぱりぱりになるほどよく乾くのだけどね。

はちみつレモン

2007年02月16日 | 台所修行
こないだマヌパパママが来たとき、オレンジよりでかい!お土産に赤ん坊の頭ぐらいありそうなお化けレモンを持ってきてくれました。マヌパパの患者さんが畑で作ってるのをおすそ分けしてくれたんだって。

「お料理にちょろって使うどころか、ジュースを絞れるぐらい立派なレモンよ!」といいつつ、マヌママは冷蔵庫のにおい取りやお掃除に使ってるらしいんだけど、こんな見事なレモン、もったいない!

というわけではちみつを買ってきて、実家でおかあちゃんが作ってたはちみつレモンを作ることにしました

切るだけでジュースがぶわーっとあふれるレモンです

切って、熱湯消毒したビンに詰めて、ついでに生姜もちょっと入れてはちみつ投入。軽く混ぜただけですごい量の水分が上がってきました。びっくり!

混ぜるのに使ったスプーンをなめただけでうまーでした。

マヌちゃんははちみつもすっぱいレモンも嫌いなので、これはたぶんあたし専用だね。美容と健康のためのビタミン補給にぴったし。炭酸水買ってこなきゃ

なんせ24歳にしてほっぺにでっかいしみがあるのでね・・・・


ちなみにでかレモン一個で300ml位のビン、1本半できました。はちみつレモンはあまり持たないらしいのでちゃっちゃか消費しないと!

実はこのレモンあと3つもあるんです・・・けどレモンって日持ちするよね?

血管すけすけ

2007年02月16日 | 妊婦生活
ベビーはもう31週くらいになります。

で、びっくり。おっぱいがスパイダーマンみたいになってます。

いわゆるおっぱいの部分全面、緑色の血管が浮きでまくりで正直気持ち悪いくらい。これも母乳を作るための準備なのでしょうかね?

おなかも腰骨の辺りが血管ぶわっ!

7キロも太ったくせに血管が出るなんて。血管がすけるのってスリムな人だけじゃなかったのね。

ひまひま

2007年02月16日 | スペイン生活
またしてもお留守番中、暇っ子な私です。

今朝マヌちゃんからいってきますの電話があったけど、電話切ったとたんにチビががすがす動きだしました。父の声がわかるのかしら??そんなわけないか。

マヌちゃんはもうギリシャの空の下なはず。エーゲ海だよ!エーゲ海といえばジュディ・オング!けどなんであえてエーゲ海なんだろね?とかくだらないこと考えちゃった。暇すぎ!!

お遊び旅行じゃないとはいえギリシャいいなあ。


今回のお留守番デイズも前回同様、必ず毎日家から出る!をノルマにがんばります。

あと読書。前に買って数ページ読んだきり難しくて放置していた『風の影』。けど正直、本読んでんだか辞書読んでんだかわかんなくなります。読むたび、自分のスペイン語のしょぼさにへこみ。

雑誌の記事くらいなら結構さらりと読めるようになってきたけど、小説って語彙が多くて本当に難しい。スペイン語は英語とかに比べ、非常に表現豊かな言語なんだって。だから文学になるとスペイン人にとっても難しいんだと。ま、これは日本語も同じだけどさ。

あんまし苦なくスペイン語をさらさら読めるようになれば、あえて日本語の活字を求めなくてもよくなって、いつでも好きなだけしかもお安く読書ができてなによりスペイン語能力も上がって、一石二鳥三鳥なのに、なかなかそうもいきません。読書力なぞあっというまにチビに抜かれるんだろな。今のうちにがんばっとくか。

この本、いつになったら読み終わるんだろう??ちなみにただいま567ページ中50ページ読みました。

先は長いな。

ありゃりゃ

2007年02月14日 | 妊婦生活
明日マヌちゃんはギリシャに。今日まずマドリードに行って友達んちに一泊してマドリード発の飛行機に乗ります。

昨日の夜は向こうでのプレゼンテーションの準備のため夜中まで友達のうちで準備してて、帰ってきたのは4時ごろ。

さて、一方私は今朝母親学級だったので早起きして、診療所に行ってきました。開始するはずの9時半ちょっと前から他の妊婦さんらしき人たちも集まってきて、私は一人離れに座って待ってました。けど待てど暮らせど助産婦さんはやってこず、ほかの妊婦さんの一人が受付で聞きにいきました。

その妊婦さんが戻ると周りの妊婦さんたちと「あらら」とか「帰ろうかー」とか、いいだしたので聞きに行くと、助産婦さんまたしても休職中、だそう・・・・

助産婦さん、母親学級申し込んだときあたしの電話番号ばっちりメモってたから知ってるはずでしょう?休むんならちゃんとみんなに連絡しようよ!

さて、全五回あるはずなんだけど、これからどうなるんだろう・・・?

マヌママ出産秘話

2007年02月13日 | 妊婦生活
日曜日、マヌちゃんパパママがひさびさにやってきました。マヌちゃんのリクエストどおり、ママお手製ひよこまめの煮込みスープ『コシード』をもって。これおいらの好物なのです。

久々だったせいか二人はとってもご機嫌で、楽しくおしゃべりできました。

今週のマヌちゃんのギリシャ行きのことはこの数日前にマヌちゃんがちょっと嘘をつきながら(マヌちゃんから申し込んだのだけど、「ギリシャでセミナーがあってね、旅費も払ってくれるし。もしかしたらお仕事の話もあるかもだけど・・・まさかはした金じゃクレタ島なんかいかないよ!」という風に)伝えていたのだけれど、何も突っ込んでくることはなくホッ!


私のおなかを見て「おっきくなったねー!」とにこにこ。そして話は出産のことに。

で、ママ曰く「日本は知らないけど、スペインじゃ出産直後3週間は旦那と二人っきりでいる女性はいないわよ!かならず他の女性がいるところにいるものよ!!」

おなじこと30回ぐらい言われました。ま、つまり産後はマラガのうちにウェルカム!!!!!!、ということね。

「けど、ま、それはあなたがきめることだからね。好きにすればいいけど。もし二人っきりでいいならそれでもいいし、、、けどね!!」とまた前のせりふを繰り返し。(笑)

マヌママの場合、お姑さんがお手伝いに来てくれたらしい。マヌママのママは体がよわく、たしかマヌちゃんたちが生まれるころにはもう亡くなってたのかな。

あたしはもちろんお世話になる気満々だったのだけど、そしてママはマラガにうちらが行って当たり前!と思ってるのは明らかなのに、「あなたがそれがいいなら・・・」というのがおちゃめだよね。お心遣いありがとう。。。

出産予定日あたりは例の通り、マヌちゃん大学院コースでセビージャに行かなきゃなんだけど、すでに生まれてたにせよまだ生まれてないにせよ、できるだけ行かなくてもいいようにしたいらしい。

で、今考えてるのは、生まれる前から用意してマラガにお世話になるか、生まれてからあっちに行くか。。。。生まれる前から行ったほうが何かとラクちんな気がするなあ。ちゃんと準備できるし、生まれたてベビーと一緒に長旅しなくていいし。ま、この辺はそのうちかんがえればいいや。

けどもしギリシャ行きがはやく決まったら、「さっさと荷物まとめてアパート引き払って、マラガのうちにお世話になろうぜ!生活費はただだから(笑)、僕も日銭のため働かなくていいし、みっちりギリシャ行きまで勉強できるし。」とマヌちゃんは考え中。ま、おいらはどうでもかまわないさー。


そうそう、マヌママの出産話を聞いたんだけどびっくり。

お兄ちゃんのときマヌパパがよこで、お姑さんたちが隣の空き病室で爆睡する中、夜中じゅう誰にも言わず吐き続け、朝、同僚の助産婦さんが様子を見に来たときには子宮口全開、さすがに「何でもっと前に呼ばなかったのよ!」と軽く怒られたらしい はきすぎのため脱水状態&一睡もしてなくて体力なし。なので吸引での出産になったらしい。「けどなんともなかったわよ!」とけろりとかたってました。

マヌちゃんのときは出産のその直前まで看護婦さんとして働いてて、おしるしが降りてきたのもわかって、陣痛も始まって、それでも働き続け、さすがに我慢できなくなって同僚に「どうも生まれそうだわー」といって同僚の産科の先生に見てもらいに行ったらしい そしたら「まだ時間あるからうちかえってシャワー浴びてから戻っといで。」といわれ、その通りにして、その後無事出産。

「出産の痛みは、超重たい生理みたいなもんよ。痛いのに変わりはないんだから叫んでも無駄ね。叫びたいなら叫べばいいけど、周りがおろおろするだけだからただ我慢するのみよ。誰もがすることなんだから心配は要らないし、たいしたことないわよ」

さすがプロ。たくましすぎです。

ママは18歳のころに新生児室勤務に送られたそうで、赤ちゃんの世話はお手の物らしいです。自分の出産の時にはもういくつもお産を見てたんだろうね。それにしても、すげー。

あ、そうそう、スペインじゃすべての母親は無痛分娩の権利があるそうです。なので出産で病院に運ばれたら「麻酔どうする?」ときかれるから、そのとき希望を伝えればいいそう。陣痛の痛みは取れないけど、生まれるときの一番痛いのは逃れられるんだって。さて、どうしよっかな。

「出産おっかないなー」といったら二人そろって「なーんてことはない!!」だそうです。マヌパパも看護士さんとして何百ものお産を見てきたそう。

大事なのは助産婦さんやお医者さんがどんなにいやなやつでも言うことを聞くこと、だって。息を吸えとか、いまいきめ、とか。それにしたがってればちゃんとうまいこと生まれるんだって。

ああ、どきどきだな。近づいてきたなー、お産。ちなみに明日は母親教室第一回目です。いやな人がいませんように・・・・みんなの言うことががわかりますように・・・・(村人はなまりが激しくて)

ちなみに最近のチビは明らかにおなかの中に人間がいる!という感じに動きます。かわゆい。早く会いたいねー

バレンタイン効果とちょっとぐち

2007年02月10日 | スペイン生活
今日スーパーに行ったらバレンタインちっくな飾り付けが少々。意外と盛り上がってるようです。

陳列棚の角にはクリスマスの売れ残りと思われるちょっと高級ラインのチョコレートがいっぱい。ほほう。スペインでもチョコレートはバレンタインの贈り物になりうるようです。ま、男性から女性に、だけど。

このスーパーにはいつも、食べきりサイズのミニパイやミニケーキの量り売りコーナーが結構おっきくあるのだけれど(ちなみにキロ3.3ユーロなり)、今日はなぜか4,5人のおっさんたちががっつりと群がってお菓子を袋に詰めてました。びっくりしたけどほほえましい・・・きっと奥さんか子供たちに頼まれたんでしょ。これもバレンタイン前だからかしら。



今日はスーパーへの道すがらすれ違ったちゃりんこに乗ったクソガキ二人とすれ違い、「チーナ!チーナ!・・・・・!!!」といわれました。たまにあるんだよね。おもいっきしにらみきかせといたけど、かなり不愉快。こういうとき「しばくぞきさま、お前の母ちゃんでべそ」くらいいってやりたいけどがまんがまん。

チーナとは中国人という意味だけど、こういう場合は、ま、差別語的使い方。大体あたし中国人でもないし。それに中国人だとしたらなんなんだ、っての。ああ、不愉快。

ついでにすれ違ったじいさん二人乗りの車、あたしの横を通るとき、おもいっきりスピードさげてじーっと私を見ていきました。ま、年寄りはやむをえないか。にこにこしてて愛嬌もあったから許そう。

そういやこの間、マヌちゃんとチュロスを買うのに並んでると、後ろにいた若いお兄ちゃんがひたすらじーっとあたしを見てたので、こっちも負けずにじーっと見てやったんだけど、お構いなしにじーっと見続けやがった。あたしは見世物じゃないっつの。ちなみに前にいた女の子もひたすらあたしを見てました。もう少し常識のある人は目そらすんだけどね。またはマヌちゃんがいると見てこなかったり。

こうゆう世間知らずって子供と年寄りだけじゃないんだよね。

どこいってもじろじろ見られ、しまいにゃ「チーナ!」といわれること。田舎暮らしの一番やなとこはこれ。グラナダじゃこういうことはとくにないけど、このちっちゃな村じゃ毎度のこと。テンションがイマイチ上がらない日に余計外に出たくない理由のひとつでもあります。

おかげで今日はちょっといらいらモード。明日は土曜日だし元気出してお出掛けでもするかな。