ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

魚介類事情

2007年02月20日 | スペイン生活
どうもうちの両親が、マグロの頬肉の刺身だ、牡蠣だを食べたそうで・・・

うらやましかばい。


ご存知だろうけど、こっちじゃ魚の生食文化はありませぬ。けど世界同様、マドリーやバルセロナなどの大都市じゃ日本食はおしゃれでヘルシーなご飯としてブームらしい。で、生で食べることに対する偏見というか抵抗も減ってきてるみたい。

そんなんかなでちょっと前には、飲食店でだす生魚は必ず冷凍すること、とかいう法律ができたようです。どうもアンチアニサキスだそうで。へー。

ちなみにこちらでは妊婦は生肉はもちろん生魚も禁止です。けど日本じゃ妊婦さんも刺身や寿司食べていいんだよね?日本とスペイン、お魚の扱いとかが違うのかなあ?日本じゃ安心して生魚食べれるけどこっちじゃ命がけな気がして、自分でためしたことはまだありません。

ちなみに牡蠣やムール貝など、貝類も衛生面の問題で妊婦は避けたほうがいいらしい。うちのおかんが送ってくれた妊婦の本には「シジミや牡蠣は栄養いっぱい!」とむしろリコメーンドしてたのに。


離乳食でも日本じゃお魚、早いうちから食べさせるよね?たしかお肉より先?けどこっちじゃお魚は一番最後らしいです。なぜなら肉よりアレルギーの可能性が多いから、らしい。

魚介の話じゃなくなるけど、こっちの離乳食のベースはじゃがいものピュレらしいです。その後かぼちゃや西洋ねぎ、などの甘いお野菜のピュレ、だって。で、ご飯はもっとずっと後。ご飯は重たいんだって。日本じゃ基本はおかゆだよね??

そして日本では始めあたりに食べさせるほうれん草。これも後。アクが強いからかしら?

あと見てる限り、こっちじゃ瓶詰めの離乳食がかなりメジャーみたい。日本もそうなのかしら?あたしは極力作ってあげたいわ。


なにごともところ変われば、だね。けどうちら人間も、お魚も、お野菜も、中身は世界共通だと思うんだけど。いったいどれが正しいんでしょ。

かぼちゃ悪戦苦闘

2007年02月20日 | 台所修行
ポタージュを作った後、かぼちゃはまだまだ残っておりまする。なんせ日本のかぼちゃの2倍はあろうかというサイズですもの。

あ、八百屋さんなんかに行くと、一人じゃもてないほどでかいかぼちゃも売ってます。ちなみに好きに切って量り売りと思われるけど。


このかぼちゃをどうにかしようかと、ネットでいろいろみてちょっと実験してみました。


その1 かぼちゃのサラダ
 ゆでたかぼちゃをマヨネーズ、ヨーグルト何ぞであえる。

結果 げろまず 

やっぱりこちらのかぼちゃは水っぽくて、うまみも日本のほどないみたい。食感はびちゃびちゃ。ちょっと酸味のあるソースとの相性が非常に悪くでびっくりするほどまずかった。ちょっと申し訳ないけど、さよならー・・・・少量しか作らなくてよかった。


その2 かぼちゃでスイートポテト
 ゆでたかぼちゃをつぶして生クリーム、砂糖、バターなんぞを加えて、形を作ってオーブンで焼く。

結果 最後までたどり着かず

ゆでたかぼちゃの水を切って、鍋にもう一度かけて水気を飛ばしてつぶしてから、生クリーム、バター、砂糖を入れて、フードプロセッサーでなめらかにしてみたけれど、ポタージュスープ並みにしゃぷしゃぷ。卵黄一個加え、水気を飛ばすためにまた火にかけしばしの間練り練りしたら、やわらかめのカスタードクリームくらいまでなりました。形を作るのは不可能。けど味はいいです。おいしいかぼちゃプリン味。食べ方を考えなければ。



こっちのかぼちゃ、なかなかくせものですな。

昔、こっちの友達におばあちゃんのお手製のかぼちゃ料理をためしたけど、それもかぼちゃにたまねぎとかいろいろ入れて煮込んだペースト状に近いお料理だったし、ほかに考えられるのはニョッキとか?やっぱりどろどろにするのを前提に作らなきゃだめなのかも。

マヌちゃんがかぼちゃを口にする日は遠いね。というわけで、今後かぼちゃを自分で購入することはなかなかないかも。あ、離乳食か。

ホクホクのかぼちゃの煮たの食べたいなあ・・・・