ひねもす宗像 YYY

歳を重ねた女の日々の記録

90歳 何がめでたい

2017-06-10 21:57:49 | 本と雑誌

佐藤愛子著「90歳 何がでたい」を読了。

「生きてる?」「行かされてる?」どう考えればいい?
と思っていた私はタイトルを見ただけで共鳴してしまった。

世の中の昔と異なる状態に憤怒して居られる、
そ気持ちにそうだ、そうです。と同調しながら、
佐藤さんにとっても「きょうよう,きょういく
(今日行く所がある。今日用事がある)
が必要だったことを嬉しく思いました。

 


柴田 トヨさん 2

2016-09-12 22:36:26 | 本と雑誌

いつも通り歩くつもりで外に出てびっくり、
音もなく雨が降っていました。
突然、空白の時間到来です。

トヨさんの詩を、書き写すことにしました。
歳を重ねて知る喜び哀しさ、
生き方のハウツーものより心に響いてきます。

10年後の私少しでも近づけたらと思いながら、
夾竹桃の写真にPhotoshopで文字を書いてみました。
行間が上手くできなくて、
詩の雰囲気が損なわれています、ごめんなさい。


柴田 トヨさん

2016-09-11 21:03:58 | 本と雑誌

地域コミセンの図書館で見つけました、
「柴田 トヨ」さんの詩集です。

当時、高齢で初出版、彗星のごとき出現など相まって、
反響大なる話題作で多くのマスコミに報道されました。

80代半ばに差し掛かった今、
生き方を学んだように感じました。


わりなき恋

2014-05-07 11:35:03 | 本と雑誌

岸 恵子著「わりなき恋」を読みました。

キャリアがあってお金持ちで、日本を代表するような素晴らしい相手との恋、お互い秒刻みで動く人たちのお遊び?と思った。

が、「わりなし」を古語辞典で調べると、理なし「ことわりなし」の意。道理に合わずどうにも解決のできない迷いの気持ちを表す、と。

そう、人を愛すると言うことは理屈じゃない。歳を重ねるとしがらみが多くわりなし状態になると思ったら、深い意味を持つ作品だと思いました。

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海賊と呼ばれた男

2013-04-28 09:07:21 | 本と雑誌

宗像に住んで半世紀。いたるところで「光出 佐三」さんの話題に事欠くことはなかったが、私たち「よそもんだー」と一歩ひいて眺めていた。「海賊と呼ばれた男」を読んで宗像の誇りとするに足る人物であると同時に、明治男の良さを併せ持つ素晴らしいお方だと、改めて思った。

多くの方に読んで貰いたい、人間何が一番大切かを学んでほしいと思った。

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