プリンス・内のドラマ話に、狂喜乱舞してる場合じゃないことが、
我が家に起きつつあります。
原因は、ビビリな長男。
耳が痛いといって、今日の夕方病院へ行くことにしていたのですが、
大学から帰ってきた長男の様子が、
おかしい。
身体が震えて、いらいらして、
普通じゃない。
この時点で、私の中にいやな不安が広がる。
とるものもとりあえず、近くの、新しく出来た耳鼻科へ直行。
かなりの時間を待ったのちに、ようやくやってきた順番。
だけど、その順番を待ってる間にも、
長男の様子は、おかしくなる一方。
だけど、
この状態になる長男を、私は、前に見て、知ってる。
記憶の奥に閉じ込めた、忘れたい1年間の始まりも、ちょうど、こんなカンジだった。
診察の結果は、異常なし。
やっぱり、な。
耳が痛い、という症状については、なんら改善されないまま、
自宅に戻ってきた。
うわごとのように、「痛い、痛い」を繰り返してる彼。
でも、その「痛い」の間に、小さくだけど「怖い」って言葉。
そうなんだ。
彼は、「痛い」っていう自己暗示を自分に掛けてしまって、
何か、違うものから逃げ出したいと思ってる。
小学校6年生だった彼が、
右脇下が痛い、と言いだした時に、そっくりなんだ。
あの時は、長引く夫の単身赴任と、婆さんの痴呆と、
それに振り回されて余裕のない私の狭間に立った彼が、
必死で出してたSOSだった。
精神科に通い、カウンセリングを受け、
保健室登校と、優しい先生や友人の力で、
彼が精神的な強さを身に付けるのを、必死で見守った、あの一年。
親は無力だと痛感した、あの時期。
私の脳裏によみがえってくる不安。
また、あの日々を繰り返すのかな。
どうか、
あの頃よりは少し、強くなってくれていますように。
母がしてやれることなんて、たかがしれてるから。
どうしたって、自分で乗り越えていくしかないから。
解決の道は、自分で探すしかないから。
「耳が痛い」という思い込みを振り切って、奥に潜んだ本当の理由に、
彼が早く気づいてくれますように。
我が家に起きつつあります。
原因は、ビビリな長男。
耳が痛いといって、今日の夕方病院へ行くことにしていたのですが、
大学から帰ってきた長男の様子が、
おかしい。
身体が震えて、いらいらして、
普通じゃない。
この時点で、私の中にいやな不安が広がる。
とるものもとりあえず、近くの、新しく出来た耳鼻科へ直行。
かなりの時間を待ったのちに、ようやくやってきた順番。
だけど、その順番を待ってる間にも、
長男の様子は、おかしくなる一方。
だけど、
この状態になる長男を、私は、前に見て、知ってる。
記憶の奥に閉じ込めた、忘れたい1年間の始まりも、ちょうど、こんなカンジだった。
診察の結果は、異常なし。
やっぱり、な。
耳が痛い、という症状については、なんら改善されないまま、
自宅に戻ってきた。
うわごとのように、「痛い、痛い」を繰り返してる彼。
でも、その「痛い」の間に、小さくだけど「怖い」って言葉。
そうなんだ。
彼は、「痛い」っていう自己暗示を自分に掛けてしまって、
何か、違うものから逃げ出したいと思ってる。
小学校6年生だった彼が、
右脇下が痛い、と言いだした時に、そっくりなんだ。
あの時は、長引く夫の単身赴任と、婆さんの痴呆と、
それに振り回されて余裕のない私の狭間に立った彼が、
必死で出してたSOSだった。
精神科に通い、カウンセリングを受け、
保健室登校と、優しい先生や友人の力で、
彼が精神的な強さを身に付けるのを、必死で見守った、あの一年。
親は無力だと痛感した、あの時期。
私の脳裏によみがえってくる不安。
また、あの日々を繰り返すのかな。
どうか、
あの頃よりは少し、強くなってくれていますように。
母がしてやれることなんて、たかがしれてるから。
どうしたって、自分で乗り越えていくしかないから。
解決の道は、自分で探すしかないから。
「耳が痛い」という思い込みを振り切って、奥に潜んだ本当の理由に、
彼が早く気づいてくれますように。
私の育て方が、どこかで少し、違ってたのかもしれません。
もう少しおおらかに育てていたら、違ってたのかもしれない、とも思うのですが。
今は、完全に自己暗示にかかった状態なので、
落ちつくには違う暗示と、ゆったりとした時間が必要かなあ、と思います。