すばるに恋して∞に堕ちて

新たに。また1から始めてみようかと。

小さな不安のゆくえ

2009-11-30 18:31:28 | 日記
プリンス・内のドラマ話に、狂喜乱舞してる場合じゃないことが、
我が家に起きつつあります。

原因は、ビビリな長男。

耳が痛いといって、今日の夕方病院へ行くことにしていたのですが、
大学から帰ってきた長男の様子が、

おかしい。

身体が震えて、いらいらして、
普通じゃない。

この時点で、私の中にいやな不安が広がる。

とるものもとりあえず、近くの、新しく出来た耳鼻科へ直行。

かなりの時間を待ったのちに、ようやくやってきた順番。
だけど、その順番を待ってる間にも、
長男の様子は、おかしくなる一方。

だけど、
この状態になる長男を、私は、前に見て、知ってる。

記憶の奥に閉じ込めた、忘れたい1年間の始まりも、ちょうど、こんなカンジだった。

診察の結果は、異常なし。

やっぱり、な。

耳が痛い、という症状については、なんら改善されないまま、
自宅に戻ってきた。

うわごとのように、「痛い、痛い」を繰り返してる彼。
でも、その「痛い」の間に、小さくだけど「怖い」って言葉。

そうなんだ。

彼は、「痛い」っていう自己暗示を自分に掛けてしまって、
何か、違うものから逃げ出したいと思ってる。

小学校6年生だった彼が、
右脇下が痛い、と言いだした時に、そっくりなんだ。

あの時は、長引く夫の単身赴任と、婆さんの痴呆と、
それに振り回されて余裕のない私の狭間に立った彼が、
必死で出してたSOSだった。

精神科に通い、カウンセリングを受け、
保健室登校と、優しい先生や友人の力で、
彼が精神的な強さを身に付けるのを、必死で見守った、あの一年。

親は無力だと痛感した、あの時期。

私の脳裏によみがえってくる不安。
また、あの日々を繰り返すのかな。

どうか、
あの頃よりは少し、強くなってくれていますように。

母がしてやれることなんて、たかがしれてるから。

どうしたって、自分で乗り越えていくしかないから。

解決の道は、自分で探すしかないから。

「耳が痛い」という思い込みを振り切って、奥に潜んだ本当の理由に、
彼が早く気づいてくれますように。






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1 コメント

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Unknown (のゆから、るいさんへ)
2009-11-30 23:22:04
すみません、心配させてしまいましたね。

私の育て方が、どこかで少し、違ってたのかもしれません。
もう少しおおらかに育てていたら、違ってたのかもしれない、とも思うのですが。
今は、完全に自己暗示にかかった状態なので、
落ちつくには違う暗示と、ゆったりとした時間が必要かなあ、と思います。
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