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リビアのカダフィ  ベラルーシへ脱出?

2011年03月01日 23時35分23秒 | 旅行
いきなりの話題でヨーロッパの情報は今回特番でお休みさせて頂きます。

アラブの独裁者を排除する動きはエジプトを始めとしてアラブ諸国各国に飛び火していますが今話題のリビアのカダフィ大佐は国民を弾圧しながら自らの地位を守ろうと懸命に動いているように見えますが私の目では限界を通り越しているようでイラクのサダム・フセインと同じ結果が待っているような気がします。

アラブの独裁者が今後将棋倒しのように淘汰され、新たな秩序が生まれる事を望んでいますが部族の首長を頭とするアラブ人の特性を考えるとかなりの時間が必要なのでは、と考えたりします。

リビアで生涯を終えると豪語しているカダフィ大佐ですが今日スウェーデンにあるSipri(ストックホルム国際平和研究所)がプライベートジェット2機がリビアを飛び立ちベラルーシのミンスクに着陸したことを把握し、このジェットの中にカダフィ大佐と彼のファミリーが搭乗している可能性が高いと判断しました。 
ベラルーシはこの事を否定しています。
このSipri(ストックホルム国際平和研究所)は「軍事年鑑」を発行し世界でも権威ある軍事専門の調査機関です。

Sipriの簡単な解説はこちら

ベラルーシと言えばポーランドと国境を接する旧ソ連圏の国でヨーロッパでは最期の独裁国家でもありルカシェンコ大統領が実権を握っています。 ベラルーシはそのまま訳せば白ロシアです。

Sipriの専門家は数週間前にもリビアはベラルーシから40トンの武器を購入し、カダフィは代金をダイヤモンドで支払いするためにダイアモンドを搭載したプライベートジェットをベラルーシへ飛ばしたと解析しています。

独裁者同士の繋がりと言って良いのかわかりませんがベネズエラのチャべス大統領もカダフィと親密な関係がありカダフィ大佐はベネズエラに逃亡するのではないかと言う憶測が飛び交っていましたが今の情報量から判断するとベラルーシが最有力です。

独裁国家が次々と消えていくのは個人的には歓迎すべき事です。 私自信も独裁国家に住んだ経験がありますが居心他は全く良くありません。 他国に住んでいると言うよりは他人の家に間借りをしている感覚を覚えたものです。

自国民を攻撃する政府はもはや国家の体をなしているとは思えません。話はそれますが今住んでいる母国の政府のように自国の国益を無視(理解出来ず)して無血で迷走するのも最終結果は同じ様な気がしてなりません。

今後アラブ諸国はいっそう改革の機運が高まり次々と独裁者排除運動が連鎖すると個人的に予想しますがこれが石油の産出に大きな影響を与えた場合は日本にとっても対岸の火事ではなく直接の影響があると考えるほうが自然でしょう。
 
独裁者がいなくなったイラクは未だ安定していませんが独裁者がいなくなって同じように今後不安定な状態を続ける国家ばかりが創出されるのも不安です。

本来なら国連が仕切るところですがこれまた不安材料一杯です。

世界の独裁者アメリカの影が薄くなった今、世界はなかなか落ち着きません。

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