日野土地家屋調査士・行政書士事務所のブログです。最近は更新滞りがちだけど、もう1年半以上も続いてます!これで良いのだ♪

宮城県石巻市で土地家屋調査士・行政書士事務所を開業してる好事家オヤジです。ただコメント不可に設定してますので悪しからず…

翼猫

2011年11月07日 | その他あれこれ…
未確認生物のことを「UMA」と言うらしいですね。先日500円で売ってたこの事を書いてた本を買った。
その中の東北地方の項に「翼猫」って書いてたんだけど、場所は宮城県石巻市馬鞍でのことだって?
私の住む(旧)河北町で、もろ地元の事じゃないか?でも始めて聞いた。

記事の内容はこうである。絵入朝野新聞(明治17年12月6日)によると宮城県石巻市の馬鞍地区の深山で山田丑蔵が発見したとされており、翼猫は山でトラのような声で吠えていたという。結局、丑蔵が仲間数人で取り囲み捕獲し、その後、牡鹿郡(現・石巻市)門脇の吉田清助が買い取ったと記録されている。
山田姓って調べてみたら全国的には多い姓の上位から数えて13番目で80万人以上いるみたいですね。
しかしながら旧河北町には数軒とかなり少ない姓で、しかも馬鞍地区やその近郊にはない。橋の無い川向こうには2軒ばかりあるけど。少なくとも地元民じゃないかもね。よそから来た猟師だろうか?いずれにしても、旧河北町民でさえそんな「翼猫」のことなんて初耳だわなぁ~。

翼がついてる猫って…ペガサスの猫版みたいなもんかいな?たとえるならば、こんな猫か?(笑)
しかしよく探すな~我ながらあきれてしまう(^^;

そうそう、馬鞍って地名について解説しておきましょう。これは「まぐら」って読みます。東北地方の特に宮城県から岩手県にかけては源義家、義経、武蔵坊弁慶の伝承が多く、馬鞍は義家の伝承から生まれた地名です。
義家が川(旧追波川、現新北上川)を渡って、濡れた馬の鞍を乾かした場所ってことで、この地名がついたらしいです。この馬鞍地区から川の向こう岸にも義家の渡しの伝承があり、まぁこれに呼応した伝承でしょう。


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