日野土地家屋調査士・行政書士事務所のブログです。最近は更新滞りがちだけど、もう1年半以上も続いてます!これで良いのだ♪

宮城県石巻市で土地家屋調査士・行政書士事務所を開業してる好事家オヤジです。ただコメント不可に設定してますので悪しからず…

トルコ

2011年11月03日 | その他あれこれ…
トルコは親日国、ひと昔前と違って、今は日本人も随分とこのことを認知していますね。
イラン・イラク戦争のときテヘランに取り残された日本人の国外脱出にトルコ政府が協力して撃墜の危険の中を、トルコ航空機を派遣してくれた事はニュース等で知っていたけど、それが約100年前のエルトゥールル号遭難事件での恩返しの意味もあった、ということを私は「世界不思議発見」という番組で始めて知って、記憶に残りました。サッカーワールドカップで決勝トーナメントの日本vsトルコ(しかも宮城で行われた)のときもこの日本とトルコの友好関係がクローズアップされたみたいです。


エルトゥールル号遭難事件についてはネットを検索すれば事件の概要は知ることができますから、記載は省略します。この事件はトルコでは教科書にも載っているらしいです。だからトルコ国民の大多数は知っている歴史的事件。
その友好国が日本を知ってくれてるに対して、日本人は今まで他方を知らなすぎたのが少々情けない。

でもこんなニュースもあるんですね。
日本は先の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、トルコも先日、大地震で大きな被害を受けました。
ネットから拾ったニュースです。

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20111026_205713.html

トルコがこの3月に日本でおきた地震ののちに行った支援を忘れなかった義理がたい日本の人々は、中にお見舞いや哀悼のメッセージの入った現金入りの封筒を、そっと残し立ち去っている。
中にはトルコ語で「トルコTurkiye、救助用kurutarmaicin」のようなメモが添えられ、封筒に入れられた現金がトルコの在東京大使館にあつまっている。その多くは匿名である。5歳の子供からの「ガンバッテ(Ganbatte)・トルコ」という手紙も、郵便ポストに投函された手紙のなかで特に注意をひいていた。

現金入りの封筒に添えられ、その一部は匿名の、あるいは、年齢と性別だけを書いたメモには、次のような言葉がかかれていた。
「地震にあった方々にお見舞い申し上げます。3月に日本でおきた地震の時の支援に対し、1人の日本人として、感謝しています。」
「ヴァンの地震で亡くなられた方々のご家族に、心からのお悔みを、また、地震にあわれた皆さんにお見舞いを申し上げます。3月11日におきた日本での大惨事のとき、トルコからたくさんの支援物資と支援金をいただきました。どうもありがとうございました。今度は、私が皆さんに手助けをしたいと思います。(男性、福島在住)」

キュリュン氏によると、在東京トルコ大使館の郵便ポストに届いた封筒の一部は、原発事故の影響を受けている福島や、地震の被害の大きかった東北地方から来たものだという。M9.0の地震ののち、まだ自分たちの傷もいえていないこの地方の人々が、トルコの支援に感謝し、お返しを送ってくれていることに対し、大使館員たちはとても感動しているという。
キュリュン氏は、大使館の郵便ポストは通りに面しており、日本の人たちは封筒を投函して立ち去る際、あまり顔をみられたがらないと語り、この行動も、自分たちを感動させると述べた。
大使館関係者によると現在までに日本の市民からの支援金は10万ドルを超えており、日本の人々からたえず電話やメール、手紙を受けとっている、という。日本政府は、トルコに対し、日本国際協力機構を通じて、3千万円(約40万ドル)と、テント、緊急物資を送ることを決めている。

今の宮城県民をはじめ被災の県民には援助の恩返しの余力はあまり無いけど、日本人ってやっぱりなかなか捨てたじゃないなぁ~とホットな感じを受けました。だだ日本政府からの援助額、少な過ぎないかね?少なくとも桁が一つ違うような気も無きにしもあらず…。

日本や日本人を好きと言ってくれたり相互信頼・理解してくれる国は私も自然に好きになる。