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行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

樹木の樹皮の話

2025年02月28日 | 植物観察

        (冬の北山散策)

 

冬の散策は夏や秋とは違う楽しみがあります。

冷たい空気は凛として、樹木の葉っぱを落とした散策路は明るいです。

でも葉っぱがない樹木は見分けが難しいですね。

そんな時は樹皮を見ましょう。

この大きな木は縦にいぼ状の筋が入っています。

これだけでは何の木か分かりずらいです。

 

 

そんな時は上を見上げてみると~鞘になった実が残っていました。

これはネムノキですね。

 

 

こんな風に葉っぱのない時は樹皮と実や落ち葉で見分けます。

わりに滑っとした灰色のこの樹木は~周辺に散らばった落ち葉でエノキと分かります。

  

 

 

カリンは大きな実がなっていなくても、特徴のあるうろこ状の樹肌だけで分かります。

  

 

 

常緑樹のスダジイは縦にはっきりした筋が入ります。

もう少し老木になると深い縦の筋になります。

    

 

 

スダジイの葉っぱは裏が金色に光ります。

 

 

ツルに巻かれているこの木は~クロキです。

黒ではなくて灰褐色の樹肌です。

     

 

 

クロキの葉っぱは厚い皮質の光沢のある葉です。

もうすぐ白い花を咲かせます。

    

 

 

ナワシログミの小さな実が生っています。

苗代の頃食べられる実になるので、ナワシログミと言われます。

 

   

冬の樹木観察も楽しいです。

 


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