
(冬の北山散策)
冬の散策は夏や秋とは違う楽しみがあります。
冷たい空気は凛として、樹木の葉っぱを落とした散策路は明るいです。
でも葉っぱがない樹木は見分けが難しいですね。
そんな時は樹皮を見ましょう。
この大きな木は縦にいぼ状の筋が入っています。
これだけでは何の木か分かりずらいです。
そんな時は上を見上げてみると~鞘になった実が残っていました。
これはネムノキですね。
こんな風に葉っぱのない時は樹皮と実や落ち葉で見分けます。
わりに滑っとした灰色のこの樹木は~周辺に散らばった落ち葉でエノキと分かります。
カリンは大きな実がなっていなくても、特徴のあるうろこ状の樹肌だけで分かります。
常緑樹のスダジイは縦にはっきりした筋が入ります。
もう少し老木になると深い縦の筋になります。
スダジイの葉っぱは裏が金色に光ります。
ツルに巻かれているこの木は~クロキです。
黒ではなくて灰褐色の樹肌です。
クロキの葉っぱは厚い皮質の光沢のある葉です。
もうすぐ白い花を咲かせます。
ナワシログミの小さな実が生っています。
苗代の頃食べられる実になるので、ナワシログミと言われます。
冬の樹木観察も楽しいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます