行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

植物観察の会~脊振山地

2009年07月19日 | 植物(きのこ)観察の会
            (脊振山頂付近のブナ林を歩く)

梅雨はなかなか明けずに、蒸し暑い日が続いています。
そんな中、開催された”脊振山地の植物観察会”に行ってまいりました。

この日の講師は、佐賀植物友の会会長の貞松先生です。


川久保のしずか池公園ではシイ林を、三瀬村の椎原峠ではケヤキ林アカガシ林を、
そして脊振山山頂付近ではブナ林を見て、植生の違いなどを観察しました。

植生の違いとともに気温の差も実感。脊振山山頂は涼しい~

最後にこの日に観察した植物を並べて復習。たくさんの樹木に出会いました。
あらためて植生の豊かさを実感~


この日出会った花たち。
ツチアケビ~ラン科の腐生植物で実はウインナーのような形をしているそうです。


花はやはりランですね~ツチアケビのアップ


ノギラン~ラン科ではなくてユリ科の花です。ショウジョウバカマの葉とよく似ています。


初めて見た、ナナカマドの花~植栽のようです。


不思議なキノコ、サンコタケ~カニの爪のようです。



いろいろな植物を観察し、森林の垂直分布、尾根部、谷部の植生の違いなどを見ることができました。
豊かな森と生きものが、いつまでもそこで命をつないでいけますように~

教えていただいた、貞松先生、関係者の皆様、ありがとうございます。
参加者の皆さんお疲れ様でした。
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4 コメント

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自然林 (yan)
2009-07-21 22:16:41
こんばんわ。

シイ林、ケヤキ林、アカガシ林、ブナ林等の観察会お疲れさまでした。  樹皮だけで木の名前が、お分かりになられたことでしよう。  研究熱心なリーフさんには、頭が下がる思いです。

ご案内のように植林地をよく見ますと斜面、谷筋が中心で、尾根筋は自然林のままになってるのが多いですが、理由は崩壊防止だそうですね。(幕府の指導)

日本人は古来から頭脳明晰だったことが、このことだけからでも分かるような気が致します。

幕末に西欧列強から侵略されなかったのは、ある外国の外交官が、日本人の本好きなことに非常に驚き、「こんなに勉強している民の国を侵略しても、統治することは不可能」が大きな要因だったそうですね。

すみません話題が脱線してしまいまして…


ツチアケビ、ノギラン、ナナカマドの花、不思議なキノコ、サンコタケ 全て未対面の花、キノコです。 綺麗ですね。



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観察会 (お母ちゃん)
2009-07-22 11:17:42
地味なお勉強会ですが何気なく歩いていることが
同定によりいっそう深まりましね
リーフさんの自然により探くかかわり熱心さに脱帽です
いつもリーフさんのあとをおいしいものを求めて歩いているお母ちゃんです
いつも珍しい植物ありがとうございます

きつねさんいい見ごろかもね楽しみにしています
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>yanさん (リーフ)
2009-07-22 13:53:18
植林地も尾根筋とか頂上は自然林ですよね。
yanさんのコメントでその理由がわかりました。
いろいろ教えていただいてありがとうございます。

その昔から、日本人は頭脳明晰、勉強好き~その通りだと思います。
昔の人に習って、これからも勉強をしていきたいと思います。
(自分の興味の範囲ですが~
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>お母ちゃん (リーフ)
2009-07-22 13:59:12
そうですね!植物の名前にしても、先生に同定していただくと、
それでよかったんだと、あらためて思いますね。

これからも、自然との関わりをますます深めていきたいと思います。

キツネさん、たくさん微笑んでくれるといいんですが~
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