金魚の眼鏡は百色眼鏡

死して屍拾う者なし。三十路の生き様とくと見やがれ。

マジかっこいいっす

2009年03月20日 12時05分17秒 | ニュース
5人の男が素手でバス止めた…運転手が発作

「猛スピードで走ってきたタクシーを素手で止め乗った」というのは、歌手の“和田アキ子さん伝説”。もちろん、これはお笑い芸人による“ネタ”だが、この日、路線バスを素手で止めたのはホントの話。しかも主役は70歳男性だった。

 今治署によると、事故が起きたのは19日午前7時42分ごろ。今治市玉川町龍岡下の国道317号で、瀬戸内運輸(今治市)の路線バス(定員54人、全長9メートル)がセンターラインをはみ出しノロノロ走っているのを、対向車線を軽トラックで走っていた農業の男性(70)が発見。軽トラックを空き地に駐車して、駆け寄った。
 バスの後続の車からも今治工業高校の男性教師ら4人が降りてきたが、バスは時速4キロほどで走っており、男性運転手(45)が「バンザイをしたような格好」(同署関係者)で座席に座ったまま意識を失っていた。
 そこで5人はバスの左側前部を押し始めた。道路右側に高さ約1メートルの土手があったので、乗り上げさせて止めようと考えたのだ。30メートルほど押し続け、土手にぶつけるような形で見事に緊急停止させた。
 中には小学生7人と中学生1人が乗っていたのだが、「パニックになるようなこともなかった」(同)ばかりか、同社によると、停車したところで、小学生の1人がエンジンキーを回してエンジンを止めるという“活躍”もみせた。
 それにしてもスピードが出ていなかったのは不幸中の幸い。「ギアがセカンドで、アクセルから足も離れていたうえ、緩い上り坂だったのがよかった」と同署関係者。それでもバスはすでに頂上付近。下りにかかっていれば“暴走バス”になりかねなかった。
 運転手は病院に搬送されたが死亡。持病の狭心症の発作が起きたとみられる。同社によると、運転手は2000年2月に入社したベテラン。毎年6月の健康診断でも、この日の乗務前にも異常はなかったという。
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運転手の方が亡くなられたのは残念でしたが、子どもたちが無事でなによりでした。見ず知らずの大人たちが必死で自分たちを守ってくれた経験って大きいよなー。
テレビで素手でバス止めた男性のひとりがインタビュー受けてましたが、「無我夢中でした」みたいなコメントしてました。それにしても、いくらノロノロ運転だったとはいえ、9人の人間が乗ってるバスを素手で止めるってすごいよなー(普通怖くてできないよ)。火事場の馬鹿力スゴス。


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