ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

秋の高尾山

2012-11-01 19:13:30 | 自然
ひさしぶりに高尾山へ
いってまいりました。

20年来のお友達と
映画を観に行くはずだったのですが、
観たい映画は時間帯が合わず、
しかも風邪ひきの私が行けるところ
ということで、急遽前日に決めました。

紅葉はいまいちですが、
お天気は曇ったり晴れたり。
気持ちのいいトレッキングを
楽しむことができました。

外国人の観光客は震災直後の
一時期より増えたものの、数は少なく、
若い方々が多かったように思います。

高尾山口で待ち合わせ、
五分ほど歩くとケーブルカーと
リフトの駅があります。


十月桜でしょうか。
清滝駅前の広場。


お?


修行中でしょうか。
法螺貝を吹いています。


一人有髪の女性が。
修行体験なのかなあ。


今日はノイバラの体調を考えて
リフトに乗ります。


リフトなんて何年ぶりかなあ。
いつもお花の写真を撮るために
下からずっと歩いていましたので。


リフトは乗る時も降りるときも
ちょっと緊張します。


お友達のYちゃん、ジェットコースターは
全然平気なんですが、リフトは怖いんだそうです。
ノイバラと全く反対。

何につけてもノイバラとは反対で、
社交的で実務に長けたガテン系女子なのです。

リフトから降りて、
なだらかな山道を登りながら
会わなかった間を埋めるように
ずっとおしゃべりします。


曇りにしては見晴らしがいいです。


遠く新宿、六本木、横浜、
千葉の方まで見えるんです。

 
アザミも咲いています。

保育園から中学生まで、
にぎやかな遠足の列も加わます。


山門。


女坂を行きます。


名残のアジサイ。
きれいな色です。


地味なお花が咲いています。


お名前はなんというのでしょう。


三つ葉のような葉っぱです。


山頂近くのトイレが新しくなっています!
木の香りがして、快適です。
女子トイレが男性の三倍あるのはすごくうれしい。

どう考えても女子の方が時間がかかるのに、
どこへ行っても同じスペースというのは、
釈然としません。

今まで行ったところで男性トイレの方が
混んでいたのは寄席だけです。


平日なのに山頂に着くと
駅前の雑踏並みの混雑。
空しか撮れません。


富士山方向。
富士は見えないけれど、
雲がきれい。

 

 
隙間を見つけて、
お弁当をひろげました。

もちろんノイバラは梅のおむすびです。
急遽のことなので、お漬物、果物など
家にあったものを集めた
ありあわせのお弁当ですが、
山で食べるとおいしいのです。

去年から彼女の周りでも
大きな変化が起きているようで、
それを話したかったみたいです。

隣に住むご両親が亡くなられて遺産相続したこと、
家の片付けに1年かかったこと、
その家を改造して和カフェを始めること。

築六十年のお宅からは
戦争中の軍服、婚礼の打ちかけ、
明治時代のコートなども、
ご両親のものだけではなく
たくさんのものが出てきたらしいです。

片付けをしながらいろいろなことを
考えたのでしょう。

お母様のお友達から譲り受けた
遺品の抹茶茶碗を使って、
お抹茶を出すことを考え付いたらしいのです。

下山してあんみつを食べながら、
そのお店であんみつも出したいのだと
うれしそうに話していました。

看とりと片付け、おつかれさま。
和カフェできたら遊びに行きますね。

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