ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

遠藤周作没後20年座談会「父を語る」、町田市立国際版画美術館

2016-12-18 22:22:24 | 文学
みなさん、こんばん(*^_^*)

穏やかな1日でしたね。

今日は矢代朝子さんが出演なさるイベントに
行ってまいりました。

町田市民文学館開館10周年記念
遠藤周作没後20年座談会「父を語る」


<出演者>

遠藤龍之介(フジテレビ専務取締役、小説家・遠藤周作長男)、
阿川佐和子(エッセイスト・タレント、小説家・阿川弘之長女)、
矢代朝子(女優、劇作家・矢代静一長女)、
斎藤由香(エッセイスト、小説家・北杜夫長女)

何しろ、出演者がこの豪華版ですので、
80名定員のところ1000名以上の応募があり、
抽選があるという狭き門でしたが、
何とかノイバラはすべりこませていただきました。

町田は初めて下りますので、
ついでにずっと行ってみたかった
町田市立国際版画美術館に寄りました。


道がよくわからなかったのでタクシーで。

 
入り口。

 


入り口入るとエントランスホール右手に版画工房があります。


たくさんプレス機がおいてあって、利用者がたくさん。
一般の方も申し込むと工房利用ができるようです。


1階には他にハイビジョンギャラリーもあります。


ルオー「流れる星のサーカス」を選ぶと・・。

 
こんな感じで半日楽しめそうです。

 
すてきな建物です。


2階は「第41回全国大学版画展」と「松本旻(あきら)展」


松本旻は町田ゆかりの版画作家。


「植物図鑑 桃-B」


「風景から」


「塔」シリーズは真ん中を境にして左右
トレーシングペーパーの裏表に刷っているのだそうです。


全国大学版画展。

 
1番目と2番目に好きな作品。
鑑賞者は人気投票ができるのです。

  
駒井哲郎のプレス機が展示してあります。

 
特注品でとても気に入ってたようです。


芹ヶ谷公園の中に版画美術館はあるのです。

 
お天気がいいらしいので、お弁当を持ってきたの。


お弁当が広げられるところはあるかな?

   
今は水が出ていないですが、ゆっくり動く不思議な噴水。


広いです~。トンネルの向こうも公園のようです。

 
小さい子供たちを連れた家族がいっぱい。

 
ああ、そういえば今日は日曜日。

 
広々したところで走り回ったら気持ちがいいですよね。

  
ここのベンチに決めました。


チャーハンです。

 
聞こえるのは水のせせらぎと・・。


ばらばらと落ちてくる枯葉の音だけです。

 
そろそろ文学館に移動しなくては。

  


あ、さっきの噴水に水が。

  
下まで行くと水しぶきがかかります。

  
楽しかったですにゃ~。


市民文学館までは5分ほどでしょうか。

 
いただいた地図に書いてあっ健脚向きのコース、
一番近道というのでものすごい坂を上りました(・ω・;A ぜーはー


マンホールの蓋の模様は町田市の市の花、サルビア。

 
版画美術館入り口の交差点で坂は終わりです。

 
到着~。


「八木重吉展」も見ました。
八木重吉は人生初めてであった詩人です。
中学校で先生が板書してくださって、覚えてしまい、
今でもそらんじることができます。

重吉が29歳で亡くなっていたことも知らず、
どんな人だったかも知らず
言葉だけが私の中で輝く詩人てす。

生まれが私の今すんでいる処に近いということ、
彼の最後に赴任した学校は、
引っ越さなければ私が行くはずだった高校であったこと。

詩の前に短歌を作っていたこと。

ああ知らないことばかりです。

 
座談会は1時間半にわたって行われ、
昔の軽井沢などでの写真を見ながら
4家の交流の様子、
また文士の家庭はどういうものであるかを
ユーモアを交えて語られて、たくさん笑いました。

矢代朝子さんの少女の頃のお写真も初めて拝見し、
あまりのハイソぶりとかわいらしさに圧倒されたのでした。

座談会の内容は新潮社の雑誌「波」に掲載されるそうです。
聞き逃したところなど、また確かめてみたいです。

とても楽しい会でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿