ノイバラ山荘

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日本橋散歩②――クルーズ、豊年萬腹、弁松のお弁当

2014-10-10 20:18:11 | にゃんこの寄り道
みなさま、こんばんは(*^_^*)

日本橋散歩②です! →①はこちら

日本橋のたもとからお船に乗りました。
写真たくさんですので、お時間おありの時にどうぞ❤

②日本橋クルーズ

  日本橋→弁松→豊年萬腹→日本橋クルーズ→貨幣博物館



日本橋の説明です。
木造だった江戸時代、10回も焼けているそうです。
明治になって石造りとなり、明治44年に現在の形となったそうです。

欄干にいるかっこいい麒麟と
獅子は渡辺長男の彫刻。
渡辺長男は朝倉文夫のお兄さんなんですね。


あらっ、橋のたもとで仲良しです❤

 
この獅子は四方に1頭ずついて橋を守っています。


左のコは「あ」、この右のコが「うん」だと
始めて気付きました。
神社の狛犬と同じですにゃ❤

明治31年には緑門という鳥居が
橋の両端に立てられていたそうなのです。
(´・ω・`)それは狛犬が必要にゃ❤


「うん」ちゃんの右手、川岸に下りていくと・・


「双十郎河岸」。


ここに船着場があるのです❤
あとでお船に乗ります。

 
河岸から見た日本橋。


対岸の橋のふもと、日本橋魚河岸跡です。


これから対岸のテラスのあるお店に行きます。


橋を渡って・・。


昼間の麒麟さんです。


日本橋魚河岸跡。
ここで開かれた魚市は佃の漁師さんが御前御肴の
残った魚を売ったのが始まりと言われているそうです。

日本橋川沿いの魚市場は各地からの魚も水揚げされて、
大層繁盛したそうです。

大正の大震災で現在の築地に移転してしまいました。


橋の手摺の模様は麒麟さんなのです❤


道路元標のレプリカ。
日本橋は東京の道路の始点です。

本物は日本橋の真ん中に埋め込まれているらしいのですが、
見落としました。

 
7本の国道がここを始点としています。


まずは先日訪れた「弁松」
お弁当「白詰」を買います。

本店は午後3時までなので(土日祝は1時まで)
クルーズが終わってからでは間に合わないかも、
と買っておくことにしました。


ランチは「豊年萬腹」


テラス席です。


私の席。

 
テラスからの眺め。

実は20分前から並んでいて、
前から2番目だったのに、
テラス席の川側には座れなかったのです。

1人だと座らせてもらえないみたいです。
後の人たちがいい席に案内されていて
すごく悲しかったです(´;ω;‘)

2人以上で行くことをお薦めします。


ランチは散々迷って・・


海鮮バラちらしにしました。

もち豚と旬の野菜の蒸篭蒸しの方が
ご飯が別で量が加減できたかなぁ。


あ、船。


わ~い、あれに乗るのです❤


ランチビールを飲んでいる人が多かったのですが、
ミカドの珈琲にしてみます。
戦後、日本橋にお店が開かれたのですね。


「日本橋・隅田川めぐり60分コース」の船が出るところです。


日本橋クルーズ、1時間前から申し込めますので、
私は13時半発「日本橋・東京湾めぐり90分コース」を
申し込みました。

季節ごとに運行時間が違うようですので、
確認が必要です。


麦藁帽子は貸してくれるのです♪

 
お船の右側に座り、前後をきょろきょろ。

 
いよいよです。いってきま~す。


上流へ向かって、日本橋をくぐるようです。


右手のアーチに向かいます。

 
くぐったですにゃ~。

 
方向転換して、もう一つのアーチをくぐるようです。

 
橋を守る獅子のレリーフは船からしか見られません。


向こう側の天井の黒く汚れているのは、
東京大空襲の時の船の炎上の後だそうです。
説明であわてて撮りました(・ω・;A

手摺や欄干、石畳には真っ黒な焼夷弾の跡が
あるのだそうですが、
まさか裏側にもあるとは・・。

水も焔を止めることができなかったのですね。

全部クリーニングせずに、
跡を残しておくのだそうです。

大空襲で苦しみながら亡くなった
沢山の方々を忘れてはいけません。

 
船着場横を通り、このまま下流へ。
たくさんの橋をくぐり、
月島をぐるっと回ってきます。


まずは江戸橋。


江戸橋の裏。

  
高速道路の脚を縫うようにして進みます。


鎧橋。


茅場橋。


水門。水位が高くなった時などは市中の川に
流れ込まないように閉めるのだそうです。




帆船のレリーフがかわいい湊橋。

 


日本橋川最後の豊海橋。
一番低いのだそうです。


永代橋。江戸時代はここをくぐると海でした。


くぐります。


前方のビル群が月島。

 
月島右手に中央大橋。


きれいですが、左手より回るようです。
カモメ? と大急ぎでズームしたのでブレました。




相生橋。


相生橋の下。

   


水門です。


水門と朝潮大橋をくぐります。

 


黒くて羽を広げているのは鵜?
鵜飼いの鵜は海鵜を捕まえるのだという話を
聞いたばかりですので、気になりました。


月島。

  
朝潮橋。


くぐりました。


月島。

 
また橋です。清月橋。


左手の晴海側。


月島側。


清月橋を振り返ってみました。

  
リバーサイドがきれいになって、
古い石積みもなくなっていくんでしょうね。


黎明橋。


   
倉庫群。今ではほとんど使われていないそうで、
ショールームなどになっているとのことです。




振り返ってみました。


あ、また水門です。


これは珍しいタイプで扉が横に開きます。


赤いのが扉です。

 


晴海側の臨港署。


消防艇。

最新式なんだそうです。


(@^^)/~~~


何のお船でしょう?


前方、レインボーブリッジ。
方向転換をして月島の先端をぐるっと回ります。

 
ここから左手、日の出桟橋、竹芝桟橋と続きます。


レインボーブリッジが遠くなります。


さるびあ丸が泊っています。
八丈島に行くんですにゃ。

  
左側の緑地は浜離宮。

 
あの青い建物に横づけされている船は
八丈島まで石油など危険なものを運ぶのだそうです。

  


築地市場。

 
勝鬨橋が見えてきました。


ご存じのとおり、跳ね橋です。


真ん中を通ってくれるそうです。

 
繋ぎ目が見えるかな?  ・・見えた!



 


聖路加タワー。


あそこの橋のたもとあたりが佃です。


佃大橋を過ぎて・・。


おお、あそこです!
佃は以前、地上を寄り道しましたにゃ。

 
住吉神社にお参りしたり、佃煮を買ったり・・。


白いへんてこなのは灯台の跡。


そうそう、公園になってました~。


その先は岸添いに桜の名所になってました~。


これはお掃除船。


真ん中が開いていて、
水を通しながらゴミを取り除くらしいです。


おかげさまで楽しい舟遊びができます。


中央大橋は兜の形。
フランスのデザイナーのデザイン。
隅田川とセーヌ、友好河川なんだそうです❤
おお、私はセーヌにいる♪(´-ω-`)←夢想

 
セーヌよ~♪ww

 
ぐるっと回って永代橋に帰ってきました~。

 
向こうに見えるのは首都高速ですね。

 
日本橋川入口の豊海橋。

 
少しだけ見える空。すぐに高速の屋根が・・。

    
帰りつくと同時に、雨が降り出しました。


何てラッキーなんでしょう!
大したことはなさそうですが、
皆は橋上で雨宿りしています。


なるほど・・首都高速の屋根も
思わぬところで役に立ちます。

コレド室町で雨宿りしていたら、
じきに上がりました。

 
特に貨幣に興味もなかったのですが、
日銀前の貨幣博物館を見学します。

観ているうちに面白くなりました。

一口に明治維新といいますが、
単に社会の変革だけではなく、
金融面でも混乱が生じたのですね。

どうやって私の曾祖父たちは乗り越えたのか、
また、日本の商人たちはどのように対処したのでしょうか。

貨幣の価値が上下するほど、
生活に困ることはないと思うのですが・・。

たくましく生き残った人たちが
いたということですね。
特にここ、日本橋では。

気付くと閉館時間になっていました。


日銀。


午前中に買ったおべんとうを開いてみました。
暗かったので、イマイチの写りで申し訳ないのですが。

経木のお弁当箱のおかげで、ご飯がいい香りです。
今の紙とプラスティックのお弁当箱では
味わえない贅沢です。

おかずの味付けは「濃ゆい」かったですが、
丁寧に煮含められていて、おいしかったですにゃ❤




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