ニューオータニ美術館で「池大雅」展を観てまいりました。
美術展もほんとに久しぶりでした。
いただきもののチケットが無駄にならないように、
ぎりぎりセーフ(笑)
ホテルニューオータニに美術館があるのも
初めて知りましたが、
池大雅の画を観るのも初めてです。
赤坂見附駅を出て。
ここらしいです。
橋をわたります。
ガーデンコート6階の美術館はこじんまりしていました。
文人画というのは、決まりを知らないと
観賞できないのだなーと思いました。
名前だけは知っていたのですが、
池大雅は江戸時代半ば、京都で活躍した画家です。
日本の文人画を大成したのだそうです。
パンフレットを要約すると、
文人画は当時最新の美術であり、
大雅は若い頃より舶来の書物を吸収し
知り得た中国の土地、風物、故事、詩文、画法を
自らの想像力と融合させ、
未踏の中国の情景を描き出したのです。
書にも漢詩にもうとい私は「うーむ」とうなるのみでしたが、
「東山清音帖」という屏風画の真ん中あたり、
湖に船を浮かべて笛を吹く人と、
山に月がかかっている景が描かれており(洞庭秋月)
佐佐木信綱、明治期初の短歌連作「笛」を思い出しました。
西洋風の笛しか思いつかず、
「なぜ笛?」と思っていましたが、
漢詩にも造詣があった信綱、
自然と出てきた景かもしれません。
さて、ホテルニューオータニは庭園が素敵と
同行のO山さんに教えていただき、
夕風にふかれて庭園散策です。
窯があります。なぜ??
イイギリの赤い実です。
十月桜。
お隣のティールームでマロンティーをいただきました。
美術展もほんとに久しぶりでした。
いただきもののチケットが無駄にならないように、
ぎりぎりセーフ(笑)
ホテルニューオータニに美術館があるのも
初めて知りましたが、
池大雅の画を観るのも初めてです。
赤坂見附駅を出て。
ここらしいです。
橋をわたります。
ガーデンコート6階の美術館はこじんまりしていました。
文人画というのは、決まりを知らないと
観賞できないのだなーと思いました。
名前だけは知っていたのですが、
池大雅は江戸時代半ば、京都で活躍した画家です。
日本の文人画を大成したのだそうです。
パンフレットを要約すると、
文人画は当時最新の美術であり、
大雅は若い頃より舶来の書物を吸収し
知り得た中国の土地、風物、故事、詩文、画法を
自らの想像力と融合させ、
未踏の中国の情景を描き出したのです。
書にも漢詩にもうとい私は「うーむ」とうなるのみでしたが、
「東山清音帖」という屏風画の真ん中あたり、
湖に船を浮かべて笛を吹く人と、
山に月がかかっている景が描かれており(洞庭秋月)
佐佐木信綱、明治期初の短歌連作「笛」を思い出しました。
西洋風の笛しか思いつかず、
「なぜ笛?」と思っていましたが、
漢詩にも造詣があった信綱、
自然と出てきた景かもしれません。
さて、ホテルニューオータニは庭園が素敵と
同行のO山さんに教えていただき、
夕風にふかれて庭園散策です。
窯があります。なぜ??
イイギリの赤い実です。
十月桜。
お隣のティールームでマロンティーをいただきました。
美術館まであるとは。
ある早朝、ホテルの敷地の外側全体に盛り塩が大量に並んでいた事だけよく覚えてます。
ホテルの敷地ぐるっと盛り塩とは。
現代的な外観なのに
意外な感じですね。
お庭は教えられなければ素通りでした。
これから紅葉がきれいでしょうから、
お近くにおいでの際にはぜひどーぞー。