ノイバラ山荘

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「リアル 最大の奇抜」「アール・デコ・リヴァイヴァル」「浮世絵ねこの世界展」「プラド美術館展」

2018-05-09 11:36:06 | 美術
みなさま、こんばんは(*^_^*)

ブログのリハビリも進んでいます。
今日は「美術」です。

美術鑑賞は映画のように坐っているわけにはいかず、
歩きながら集中するため、かなり体力を消耗します。

元気な時にはどうっていうこともなく、
1日3つハシゴしたりできたのですが、
今の体力ではハードルが高く
3月からあまり混んでいないところへ行きました。

なかなかアップできず、
すでに会期が終了しているものもあります。

4つの美術展です。
①「リアル 最大の奇抜」
②「アール・デコ・リヴァイヴァル」
③「浮世絵ねこの世界展」
④「プラド美術館展」




「春の江戸絵画まつり リアル 最大の奇抜」@府中市美術館

 
府中市美術館は初めてでした。
期待通りに空いていて、ゆっくりと鑑賞できました。

HPの解説より。
「江戸時代中期以降、応挙や江戸の司馬江漢ら、さまざまな画家たちが、迫真的に表すことから生まれる未知の絵画の魅力を探っています。西洋絵画を目標にした明治以降とは違い、彼らの作品は、見た目も技法も多様です。また、それまでの「絵画の美とはこうあるべきだ」という考えや美意識と葛藤する様子、あるいは融合を試みる様子もみられます。」


円山応挙「鯉魚図」。
応挙の作品が見応えありました。


美術館は府中の森の一角にあります。
森には見事な桜並木がありますが、
訪れた時、桜はまだ蕾が固く・・。

 
大寒桜が満開でした。



「アールデコ・リヴァイヴァル」@東京都庭園美術館

 
庭園美術館、旧朝香宮邸は見学したことがありますが、
2013年に出来た新館に入ったことがないので、楽しみにしていました。

まずは旧朝香宮邸内。

          

  
以前は公開されていなかった3階「ウィンター・ガーデン」。
早い話が温室です。

  
床と壁が白黒チェック、何て斬新なデザイン。

 
温室だけに水道、排水口完備。


新館の方に行ってみます。


エントランスの床に!!!


窓ガラスにつけられた模様に光が当たって
床に不思議な影の文様。

わくわくしますにゃ。


新館1階「カフェ庭園」


お外でいただきます。爽やかな風が気持ちいいです。

 
サンドイッチとビール。おいしいです。


お庭から見るとこんな感じ。
幸せな空間ですね。


庭園美術館というだけあって、庭園が素晴らしいのですが、
館内の見学で力を使い果たし、日本庭園を回って、
あとは30分ほどベンチでお昼寝しました。

    

・・というのも、お隣の自然教育園でお花見をしたかったので・・。
目黒なんて滅多に来ないんだもん(´・ω・`)

自然教育園のお花見はまた後日。



 
「浮世絵ねこの世界展」@八王子市夢美術館

時間がなくて駆け足で観たのですが、
画面が小さくて細かい描写なのに会場が暗く、
中高年には辛い展示でした。

国芳、広重、国貞、豊国、英泉らの描く猫たち。
浮世絵の猫はちょっと怖いです。

 
「プラド美術館展」@国立西洋美術館

何といっても、ポスターにもなっている
「王太子バルタサール・カルロス騎馬像」をはじめとする
ベラスケス、見応えがあります。

あとは、「Ⅵ 静物」として展示されていましたが、
ボデゴン(厨房画)というジャンルが面白かったです。
ボデゴンとはもとは酒蔵という意味だったようです。
ベラスケスも宮廷画家となる前のセビリア時代に
「卵を料理する女」などを制作していましたが、
プラド美術館には所蔵されていないようです。


ボデゴンの1枚、アレハンドロ・デ・ロアルデ「鳥売りの女」
写真だと分かりにくいですが、鳥を売る女の生き生きとした表情、
鳥のリアルさに魅了されました。

 
上野は久しぶりです。

    
ゴールデンウィーク、上野公園のノイバラが満開です。


東京文化会館2階「レストラン・フォレスティ―ユ」でランチ。

 
パンダの赤ちゃん「シャンシャン香香ちゃん公開記念メニュー」を頼みました。
これはふわふわオムライス。
逆立ちの海老フライはスカイツリーを表しているらしいです。


これは精養軒文化会館店「フォレスティ―ユ」限定の
オリジナルチャップスイ。


同じく香香公開記念メニューのパンダ・ラテ。

かなり疲れましたが、東京東半分エリアまで行けて自信がつきました。
これから観たい展覧会もいくつかありますので、楽しみです。





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