ノイバラ山荘

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詠歌辞典と神保町

2015-02-09 19:52:20 | 短歌
みなさま、こんにちは(*^ω^*)

おひさしぶりです。
また10日ぶりとなりました。

お変わりありませんか?
ノイバラは相変わらずばたばたです。

5日夜半はおどかされていた2度目の雪も積もらず、
本当に助かりました。
まだ残っているのです・・雪が。
ほとんど昨日の雨で融けましたけれど。


さて、先月の万葉集のご講義で先生が見せてくださった
佐々木弘綱編、信綱補の『詠歌辞典』が手に入りました。


明治30年初版、ノイバラが購入したのは
明治40年の第8版ですが、
最初の持ち主は大正元年に入手したようです。


中身は和歌を作るための辞典で、
雅語(歌の言葉)と俗語の対照、枕詞など、
歌を作る上で欠かせないハンドブックです。

今は口語短歌が一般的で、
特に雅語や枕詞、古い言葉を知らなくても作れますが、
昔はいろいろな勉強をしないと
歌は作れなかったのですにゃ。

ええ~古臭い~と思われるでしょうが、
歴史があるっていうことは、
宝物を閉まってあるのと同じです。
雅語や枕詞、古語を宝石をはめ込むように
ポイントで使えたらステキですにゃ。


直方体の掌サイズです。


これは?
誰かの序と思われますが、
読めませんにゃ・・(´;ω;‘)


「詞の栞」「仮字の栞」「枕詞の栞」
「日本小文典」(動詞、助動詞の活用など)の順です。

 
ページを繰っていくとこんな感じです。

       
今の作歌に使えるかどうかはわかりませんが、
楽しそうな辞典です。

万葉集、1年4か月で巻一が終わりました。
来月は巻二からです。

さて、水道橋です。


エクセルシオールカフェでホットドッグ
食べていたら・・。


脚が赤い鳥? ユリカモメですかにゃ?


なぜ水道橋にいるんでしょうか?


(´・ω・`)う~む


「東京座跡」の看板です。

明治30年に出来た神田三崎町の歌舞伎劇場。
三座、川上座、とともに三三座と言われたそうです。

大正5年に閉館していますから、
20年くらいの命だったのですね。


この日はここに御用でしたにゃ。
知る人ぞ知るN書房。
初めての訪問でした。


1時間ほどで御用は終わり、
案内の方に連れられて神保町を歩きました。


カトリック神田教会。
明治7年創設の歴史ある教会です。


古い建物です。現在の聖堂は
昭和3年に建てられたものだそうです。

 
ロマネスク様式とルネッサンス様式を融合させた建物だそうです。


模様がかわいいです。


研数学館。
昭和4年に建てられたゴシック調の建物ですが、
左角の部分は「和民」に身売りしたんでしょうか。
きれいに改装されていますが、
もとの姿とは違います。

 
老舗の玉英堂2階で「稀覯本(きこうぼん)」を見ました。
稀覯本とは古書や限定版など、
世間で容易には見られない珍重すべき書物なのだそうです。

1900万円もする絵草子や
塚本邦雄の限定10部とか、
初めて見ました~。

 
喫茶さぼうる。
T岡さんの弟さんの個展の折には
さぼうるの歌がたくさん作られましたにゃ。


なるほど、ここが・・。
壁のレンガの落書きが突っ込みどころ満載です。
ココアをいただいて、あたたまりました。

昔は古書に興味はなかったし、
現在、古書はもっぱらネットで買いますので、
神保町はあまり歩いたことがないのです。
雰囲気ある町ですにゃ❤



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