ノイバラ山荘

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高野山と神戸⑥ーー布引の滝と異人館

2013-09-04 15:35:22 | 
新神戸駅で「布引の滝 徒歩5分」の
表示を見てまず見学することに決めました。

一行はO山さん、Kさん、私に
ニューフェイスのHМさんが加わり4人。


駅の観光案内所で地図をいただき・・。


結構な登山というので、
一番手前の滝のみ見ることにしました。


左へ行くと異人館へも行けるのですね。


布引の滝は歌枕。
手前より雌滝、鼓ヶ滝、夫婦滝、
雄滝の4滝を合わせての名称です。

 
藤原定家も歌を作っています。
「布引の滝の白糸なつくれば
絶えずぞ人の山ぢたづぬる」

 
いさご橋

 
橋の下を見ると・・濁流です!
昨日からの雨のせいでしょうか。

 
右手の階段を上がると鼓ヶ滝に行けます。




雌滝(めんたき)。

 
すごい水量です。
高さ19メートル。
しなやかで上品な滝と
地図には書いてあるのですが・・。
新生田川上流の貯水池が放流したのでしょうか。


「音にのみ聞きしはことの数ならで
     名よりも高き布引の滝」藤原良清

これは現地を訪れることなく
作った歌でしょうか。




手前のクサギの花に黒アゲハがひらひらと。
日本画のような場面です。
(滝が白ければ)


ちょっと角度を変えてみました。

 
こちらにも歌碑があります。
「布引の滝の白糸わくらばに
   訪ひ来る人も幾代経るらん」藤原行能(ゆきよし)


布引の滝の歌はたくさんありますが、
こんなのがおもしろいと思いました。

「布引の滝のたきつ瀬 音に聞く
   山のいはほを今日見つるかも」賀茂真淵
    ( 知人の家に置かれている
     布引きの滝の岩の断片を見て詠んだ歌)

「岩はしる音は氷にとざされて
   松風おつる布引の滝」寂蓮法師

「山人の衣なるらし白妙の
   月に晒せる布引のたき」藤原良経

さて、また新神戸駅に帰り
今度は観光案内所で異人館の
案内を受けて、タクシーで異人館へ。


石畳の小径で下ろされました。


オランダ館は外から見るだけです。


時間が足りませんので、
案内所のおねえさの言うとおり
「風見鶏の館」と「萌黄の館」
(2館観賞券600円)を
見ることにします。

   
 
 

ここかしら?

 


まずは風見鶏の館ですね。

   
ドアの模様がかわいいです❤

       


トーマス一家。

         


お2階へ。

         
  

 
1階のお部屋に戻ります。


表札。


「風見鶏」というNHKドラマがあったのですね。

 


次は萌黄の館。

  
       


お2階へ。

     


サンルームですにゃ❤

   

   
暖炉のタイルがかわいいてす❤

  
電気のスイッチかわいい❤




お庭に出てみました。

  

 
震災で落ちた煙突。

   

 
また風見鶏の館に帰ってきました。

   

  


トーマス坂を下ってカフェを探します。


ステキなお店❤

 
北野坂すぐの北野物語館。
ステキですが、混みすぎです。
中身スタバですので混むのでしょうか・・。


「カフェ ド パリ」にしました。

 
ケーキセットおいしいです。

ウェイターの(おそらく)フランス人の
おにいさんが愉快で、
「思い出作ってね~」と
私たちの写真をたくさん撮ってくれました。


駅へ向かってあるいていると


シティループのバスが来ました!
これは断然乗るのが楽しい❤

  
車窓の風景。

そして、何と、新神戸駅間近で
バスの窓からM宅さんを発見!

ロッカーにいらっしゃるところを捕まえて、
新幹線の時間までビールを飲みながら
おしゃべりを楽しんだのでした。

帰りついたのは夜中。
ばったり眠りにつきました。


翌朝の定番ご飯。
やっばりこれくらいでいいのよね~

  
おみやげいろいろ。

夜は「般若湯」。(お酒ですが、空海はお酒は許したらいです)
「ごま豆腐」、「いかなごのくぎ煮」を肴にいただいたのでした。




















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