「危険なメソッド」
花の3Kのメンバーで
渋谷Bunkamura ル・シネマの
映画を観てきました♪
ユングと美しく賢い女性患者ザビーネ。
ユングとフロイト。
二つの関係を軸に
繰り広げられる
実話に基づくストーリー。
>未だ多くの謎が残されている
人間の“精神”という領域に果敢に挑み、
その解明に生涯を捧げた
ジークムント・フロイトと
カール・グスタフ・ユング。
このふたりの偉人が残した
革新的な精神分析の研究は、
心理学や医学の世界に
新たな光をもたらすにとどまらず、
その後のあらゆるアートや思想など
社会全般に多大な影響を与えた。
1856年生まれのフロイトと
1875年生まれのユングは、
20世紀初頭に出会い、
師弟のような友情を育んだが、
その交流の日々は長く続かず
決別の時を迎える。
フロイト役のヴィゴ・モーテンセン、
ザビーナ役のキーラ・ナイトレイが好演。
ユングがザビーナの治療を
精神分析の方法を用いて行うシーン、
密室の中での精神の葛藤が
描かれる前半は
やや苦しかったけれど、
後半は楽しめました。
ザビーナは回復、優れた精神科医となり、
ユングとフロイトに
大きな影響を与えるのです。
「性衝動は自己の破壊であり、
破壊から新しいものの創造が行われる」
という彼女のひとつの論文の趣旨には瞠目。
フロイトもザビーナもユダヤ人であり、
最後はナチスに追われ、殺されてしまいますが、
ユングは長生きしたようです。
背景・ファッション完璧でした・・。