昨日は特別に予定のない日曜日。
雨も降ってるので家族で映画を観ることにした。
事務所に行き、ネットでイオンの上映時間を調べているとケイゴがやってきた。
なんか遠賀川の環境問題に関するフォーラムがあるらしい。
ところがメンバーは京都会議だ。伊藤君と2人で参加するのだが行かないか?と誘われた。
とても大切なことである。
たゆまぬ流れ遠賀川なのである。
速攻で映画はかみさんに任せる。
会場である木屋瀬宿記念館は実に雰囲気のあるところだ。部屋の中はいすが並べてあるが、桟敷もあり和テイスト満開である。つい嘉穂劇場を思い出す。
壇上前には座布団が敷いてあるが誰も座ってない。
ケイゴと2人で貸しきり状態で真正面のど真ん中を陣取る。
傍から見たら関係者だと思われるかもしれないが、遠慮するつもりなしなのである。
13:30になりフォーラム開始。
第1部は遠賀川の活動事例発表である。
4つの団体から活動報告がなされる。
全てを書くとまた4日かかるので大きくはしょるが、I LOVE 遠賀川の活動には2000名もの方々が参加されていたり、源流の森づくりに奮闘されている団体があったり、芦屋海岸では大雨時に流れ着くゴミ処理に300名の方々が清掃されていたり、宮若の犬鳴川の交流会が犬鳴・力丸両ダムを持つ源流責任を自覚され頑張られていることなどが報告された。
どの方もふるさとの川のためにすごく頑張られている。
かなりいい刺激である。
休憩をはさんで第2部のパネルディスカッション。
これはかなりいい企画である。
というのも、首長が集まって地元の川に対する考え方を述べるというやり方なのである。
地域のリーダーがどのような考え方を持っているかというのは今後の遠賀川並びに地域環境に対する取り組み姿勢を発表するのと同じだからだ。
これが具体的なものに進化するとマニフェストにつながるだろう!
つい僕が理事長時代に挑戦したユメニティでの地域創造フォーラムを思い出した。
あの時は2市2町の市長・町長さんとディスカッションしたんだよなあ・・
で、I LOVE 遠賀川の曽根靖史さんがコーディネーターとして進行していく。
パネラーとしては
嘉麻市長 松岡 賛氏
飯塚市長 斉藤 守史氏
直方市長 向野 敏昭氏
田川市長 伊藤 信勝氏
中間市長 松下 俊男氏
芦屋町長 波多野 茂丸氏
遠賀川河川事務所所長 津森 貴行氏
と言った布陣である。
(北九州市長 北橋 健治氏は公務のため欠席であった)
これまた書いていくと3日かかるので大きくはしょる。
嘉麻市長は遠賀川の源流責任として人と自然の共存にとても力を入れられている。
ポイントは環境教育にあるとも言われた。
また環境条例なども制定してあるそうだ。
嘉麻市のみなさん、いらっしゃいますか?と会場に声をかけられ、多くの方が手を挙げられていたりもする。
合併して間もないのにすごい!と感じた。
飯塚市長はきびしい財政のもとであるが、川とかかわりある催しを考えられていた。
楽しみながら川とかかわることで想いが生まれる。またこのことが子どもの情操教育につながるというお話しだ。
また、飯塚では車椅子の方々の大会も催されており、ボランティアの芽はしっかりはぐくまれているようだ。
直方市長はなだらかな河川敷に変えて市民のいこいの場としているというお話しをされた。2回目の発言の際は森つくりに言及されていた。
田川市長は公園がゴミ捨て場であったり木がうっそうと茂っていてこどもが遊べない現状を打破すべく人にやさしく美しいまちづくりを掲げられていた。
特筆すべきは川渡り神幸祭ではなにひとつゴミを出さないということだ。
こどもたちがゴミ箱を作り地域の方がちゃんと分別をしたり、炭坑節まつりでは1~2ヶ月前からまちの清掃に取り組んだりもされてるらしい。
また、あとの時間では蔵出し課税についても述べられていた。
これは商品を出荷するときに製造者に課税する方式である。このお金を活動資金としてはどうかと言ったものだが現実化はともかく実に具体的であった。
中間市長は元気をキーワードにまちづくりを推進されていた。
遠賀川の水を飲料水とする中間では自然浄化に取り組まねばならないとも、遠賀に流す責任があるとも自覚されていた。
また、ホタルを飛ばすという夢の実現に向け努力され、昨年25匹のホタルを確認したとも言われた。
芦屋町長は河口堰の問題を大きく取り上げられていた。
大雨が降ると一気にゴミが流れ着き、深さ1メートルにも達する。人が歩けるくらいだそうだ。平成13年度には国・県・芦屋で約1億円もゴミ処理費用がかかったし、地元の2つの漁業組合の生活にも影響するとも言われた。
観光で成り立つまちにとっては死活問題であり、基金創設なども視野においてあるそうだ。
最後の津森所長はゴミのない遠賀川にしたいという明確な意思の元、不法投棄の現状や回収費用にかかる3000万円ものお金について説明された。
一方で河川パトロールや除草についても言及されていた。
それぞれの地域がそれぞれの手法や計画に基づいて命の川に対して真摯に取り組んでいる。
少し話が違うが、合併することで無駄を省き効率的なまちづくりを行うというものがある。
トータルで地域創造し、住民サービスを向上させることになる。
遠賀川においても同様にトータルでプランニングすべきだと思う。
至極単純な話をすると、下流で浄化に努力しても上流で油を流せばおしゃかなのである。
また効果的な手法は情報交換して流域全体で取り組むべきものであるとも思う。
今回は九州で初めての流域首長サミットだったので現状報告とか指針が主体となったが、何度が続けていくうちに流域連携へとつながっていくのではないだろうか。
僕はそう思う。
九州の一級河川で最悪水準の遠賀川である。
でも流域が誇るふるさとの大動脈である。
是非、未来を担う子どもたちへきちんと受け渡してあげられるようにがんばっていただきたい。
*そういや!のおがた夏まつりでのゴミゼロ運動は出なかった!!
そのまんま今回のテーマに直結した市民と行政が連携したスイートスポットだと思うんだけどなあ??
花火やチューリップまつりの話を曽根さんから振られたりもしたんだけどなあ・・
僕はすごくいいことだと思うんだけど違うかな?
田川市長は思いっきり誇りを持って川渡り神幸祭のお話をされてたんだけどなあ。
ゴミゼロ運動には行政はあんまり興味ないのだろうねえ・・
*子どもたちは映画でずいぶん感動したようだ。
俺、行けなくてごめんよ。。
雨も降ってるので家族で映画を観ることにした。
事務所に行き、ネットでイオンの上映時間を調べているとケイゴがやってきた。
なんか遠賀川の環境問題に関するフォーラムがあるらしい。
ところがメンバーは京都会議だ。伊藤君と2人で参加するのだが行かないか?と誘われた。
とても大切なことである。
たゆまぬ流れ遠賀川なのである。
速攻で映画はかみさんに任せる。
会場である木屋瀬宿記念館は実に雰囲気のあるところだ。部屋の中はいすが並べてあるが、桟敷もあり和テイスト満開である。つい嘉穂劇場を思い出す。
壇上前には座布団が敷いてあるが誰も座ってない。
ケイゴと2人で貸しきり状態で真正面のど真ん中を陣取る。
傍から見たら関係者だと思われるかもしれないが、遠慮するつもりなしなのである。
13:30になりフォーラム開始。
第1部は遠賀川の活動事例発表である。
4つの団体から活動報告がなされる。
全てを書くとまた4日かかるので大きくはしょるが、I LOVE 遠賀川の活動には2000名もの方々が参加されていたり、源流の森づくりに奮闘されている団体があったり、芦屋海岸では大雨時に流れ着くゴミ処理に300名の方々が清掃されていたり、宮若の犬鳴川の交流会が犬鳴・力丸両ダムを持つ源流責任を自覚され頑張られていることなどが報告された。
どの方もふるさとの川のためにすごく頑張られている。
かなりいい刺激である。
休憩をはさんで第2部のパネルディスカッション。
これはかなりいい企画である。
というのも、首長が集まって地元の川に対する考え方を述べるというやり方なのである。
地域のリーダーがどのような考え方を持っているかというのは今後の遠賀川並びに地域環境に対する取り組み姿勢を発表するのと同じだからだ。
これが具体的なものに進化するとマニフェストにつながるだろう!
つい僕が理事長時代に挑戦したユメニティでの地域創造フォーラムを思い出した。
あの時は2市2町の市長・町長さんとディスカッションしたんだよなあ・・
で、I LOVE 遠賀川の曽根靖史さんがコーディネーターとして進行していく。
パネラーとしては
嘉麻市長 松岡 賛氏
飯塚市長 斉藤 守史氏
直方市長 向野 敏昭氏
田川市長 伊藤 信勝氏
中間市長 松下 俊男氏
芦屋町長 波多野 茂丸氏
遠賀川河川事務所所長 津森 貴行氏
と言った布陣である。
(北九州市長 北橋 健治氏は公務のため欠席であった)
これまた書いていくと3日かかるので大きくはしょる。
嘉麻市長は遠賀川の源流責任として人と自然の共存にとても力を入れられている。
ポイントは環境教育にあるとも言われた。
また環境条例なども制定してあるそうだ。
嘉麻市のみなさん、いらっしゃいますか?と会場に声をかけられ、多くの方が手を挙げられていたりもする。
合併して間もないのにすごい!と感じた。
飯塚市長はきびしい財政のもとであるが、川とかかわりある催しを考えられていた。
楽しみながら川とかかわることで想いが生まれる。またこのことが子どもの情操教育につながるというお話しだ。
また、飯塚では車椅子の方々の大会も催されており、ボランティアの芽はしっかりはぐくまれているようだ。
直方市長はなだらかな河川敷に変えて市民のいこいの場としているというお話しをされた。2回目の発言の際は森つくりに言及されていた。
田川市長は公園がゴミ捨て場であったり木がうっそうと茂っていてこどもが遊べない現状を打破すべく人にやさしく美しいまちづくりを掲げられていた。
特筆すべきは川渡り神幸祭ではなにひとつゴミを出さないということだ。
こどもたちがゴミ箱を作り地域の方がちゃんと分別をしたり、炭坑節まつりでは1~2ヶ月前からまちの清掃に取り組んだりもされてるらしい。
また、あとの時間では蔵出し課税についても述べられていた。
これは商品を出荷するときに製造者に課税する方式である。このお金を活動資金としてはどうかと言ったものだが現実化はともかく実に具体的であった。
中間市長は元気をキーワードにまちづくりを推進されていた。
遠賀川の水を飲料水とする中間では自然浄化に取り組まねばならないとも、遠賀に流す責任があるとも自覚されていた。
また、ホタルを飛ばすという夢の実現に向け努力され、昨年25匹のホタルを確認したとも言われた。
芦屋町長は河口堰の問題を大きく取り上げられていた。
大雨が降ると一気にゴミが流れ着き、深さ1メートルにも達する。人が歩けるくらいだそうだ。平成13年度には国・県・芦屋で約1億円もゴミ処理費用がかかったし、地元の2つの漁業組合の生活にも影響するとも言われた。
観光で成り立つまちにとっては死活問題であり、基金創設なども視野においてあるそうだ。
最後の津森所長はゴミのない遠賀川にしたいという明確な意思の元、不法投棄の現状や回収費用にかかる3000万円ものお金について説明された。
一方で河川パトロールや除草についても言及されていた。
それぞれの地域がそれぞれの手法や計画に基づいて命の川に対して真摯に取り組んでいる。
少し話が違うが、合併することで無駄を省き効率的なまちづくりを行うというものがある。
トータルで地域創造し、住民サービスを向上させることになる。
遠賀川においても同様にトータルでプランニングすべきだと思う。
至極単純な話をすると、下流で浄化に努力しても上流で油を流せばおしゃかなのである。
また効果的な手法は情報交換して流域全体で取り組むべきものであるとも思う。
今回は九州で初めての流域首長サミットだったので現状報告とか指針が主体となったが、何度が続けていくうちに流域連携へとつながっていくのではないだろうか。
僕はそう思う。
九州の一級河川で最悪水準の遠賀川である。
でも流域が誇るふるさとの大動脈である。
是非、未来を担う子どもたちへきちんと受け渡してあげられるようにがんばっていただきたい。
*そういや!のおがた夏まつりでのゴミゼロ運動は出なかった!!
そのまんま今回のテーマに直結した市民と行政が連携したスイートスポットだと思うんだけどなあ??
花火やチューリップまつりの話を曽根さんから振られたりもしたんだけどなあ・・
僕はすごくいいことだと思うんだけど違うかな?
田川市長は思いっきり誇りを持って川渡り神幸祭のお話をされてたんだけどなあ。
ゴミゼロ運動には行政はあんまり興味ないのだろうねえ・・
*子どもたちは映画でずいぶん感動したようだ。
俺、行けなくてごめんよ。。