松村 英樹 闘魂日記

燃える闘魂 MATSUMURA BLOG

橋下氏当選について

2008-01-29 09:17:33 | Weblog
以前ブログにも書いていたとおり気になっていた大阪府知事選。
予想どおり圧倒的な票数でタレントで弁護士の橋下徹氏が当選した。


さっそくTV局からひっぱりだこで当選日の夜から27番組に出演したらしい。
知名度はさすがに抜群である。かなり難しい大阪府をどうやって立て直すのかわからないけどがんばってもらいたいものだ。
特にタレントの場合、東国原知事のようにこの人気が追い風になるといいけど、向かい風になると余計に苦しいと思うもんね。




話は違うが、以前「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」という本を読んだことがある。タレント本と言うことになるのだろうけど島田紳助が書いたものである。


その中にタレントの店はなぜつぶれるのか?という項がある。
タレントの店にはマスコミに取り上げられるなどメリットがあるのは事実だ。宣伝効果があるからね。


でもその宣伝は諸刃の剣だと言い切っている。
単純な話をすると、もしその店がおいしくなかったら悪い宣伝をしているのと同じだからだ。悪いうわさはネットの時代だから一瞬で全国規模で広まる。


人がタレントの店に惹かれるのは、ある種の期待感があるからである。
たいして満足もしてないけどタレントだからいいや!なんてことでは長続きしない。
期待に答えるだけのものを創造して残していかねばならない。




知事には紳助のレストランのように競争というものは当面無いにせよ、平穏無事にというだけではしょせんタレントやし・・と言われ、大なたを振るえば抵抗勢力がつぶしにかかる。
すでに府債ゼロは無理という財政当局とのずれがでてきているようだ。
(さすがにこれは僕も無理かとは思うが・・)
まったく持って苦しい立場である。


でも府民は橋下氏に大きな期待をかけている。
橋下知事はこの期待感に答える行政を遂行する義務がある。