松村 英樹 闘魂日記

燃える闘魂 MATSUMURA BLOG

ホタル

2007-06-09 21:47:38 | Weblog
昨日はひさびさのオフ。正確にはJCまつり資金部会が開催されていたのだけど、直前とはいえさすがにシニアになって資金部会はなかろうし、みなさんからご協賛いただくわけにもいくめえので欠席したのだ。

そこでホタルを見に行くことにした。毎年いこいの村付近の小川で鑑賞していたのだが、今年は場所を変えた。数日前におふくろが剣神社の裏手にいっぱいいるよと教えてくれたのだ。

いつもより早めに風呂に入り、夕食を済ませ、子どもを連れて20:00頃出発。BGMはきらりんレボリューションの月島きらり=久住小春ちゃん<モー娘。である。(見たこと無い方にはなんのことやらわからんだろうなあ・・)

現場に着くとすでに数台の車が止まっていた。付近に車を止め、小川をじっと眺めているとほのかな無数の明かりが目に飛び込んできた!
「お~いるいる!!」という子どもの声に後押しされるように草むらに移動。子どもたちも遅れちゃならないとばかりにあとに続く。

とんできた1匹を左手で捕まえ、恵里に渡す。「おとうさんすご~い」なんて言われたりもする。

「お前たちも捕まえて来い!静かにしてりゃ草の上で休んだり目の前に寄ってきたりするから」と言って1服。きっと離れてみれば僕もホタルにみえるだろう。

しばらく子どもたちを遊ばせておくとそれぞれ1匹ずつ捕まえてきた。恵里は「家に持って帰る!」と言い張ってたが小川がないと死んじゃうんだぞ!それにホタルは寿命が短いんだぞ!と教えてあげる。

そろそろ逃がしてあげなさいと言うと名残惜しそうに手を広げていた。(でも美紀のホタルがいつまでたっても飛び立たず、結局先に飛んでいった恵里のためにもう一度捕まえにいくことになるんだけどね。)

ほんの20分程だがとてもゆっくりとした時間が持てた気がする。たった一匹の虫が人間をこんなに和やかにしたり感動させたりするんだなあ。

いや、人間が主人公じゃない。今日はどう考えてもこの幻想的な虫が主人公だ。

ホタルは与えられたわずかな時間をその光のように精一杯輝かせている。悔いの無いようにもっと精一杯生きなきゃ!そしてもっともっとがんばんなきゃ!

ホタルの光が空中を彷徨いながらそう教えてくれているようだった。