☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

天ぷらの思い出

2010年07月13日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
春と夏は自給率100%の天ぷらが可能です

新潟のいいところ

山菜の天ぷらは絶品だし、海の幸を天ぷらにしてもいいし、タケノコだって天ぷらになっちゃう

しかも小千谷の方はそば好き☆
そばと言えば天ぷら
天ぷらって身近で当たり前のように食卓に出て、「とりあえず天ぷら」みたいに気軽だけど、私は天ぷらを揚げると必ず思い出すことがある。


特にシソの天ぷら


以前の
とうふ屋うかいで・・・」のブログにも書いたけど、父がシソの葉のてんぷらを食べたとたん

「葉っぱじゃ金はとれねえよ?」って言ったあのセリフ・・・

いまだに我が家の食卓にシソの葉の天ぷらが出ると、「東京ジジの大好物だね」って笑いながらあの話題が出るほどヒット発言になってます


っていうかね
今思うと、あれは父の精一杯の褒め言葉でもあり、ちょっとしたチクリ発言でもあり、心許したぜ発言でもあり、娘を頼んだぜ発言でもあったと思えるのです

「娘が新潟に嫁に行った」って自慢げに話す父。

新潟ではそんな態度も見せずにいつもひねくれてて、糖尿が悪化して車いすで新潟に来た時も「わしゃ、誰の世話にもならねえよ」って言いながら、「ハイハイ」って義母に言われて肩借りてなんか嬉しそうだったし、「なんだ!ここのキュウリは!!!!」ってきゅうりに怒鳴ってて何かと思ったら、とげがあるのを知らなかったり、「おい!なんで新潟はスイカが転がってるんだ?」って本当に不思議そうな顔してたし・・・

今だから笑って言えること。

それがね、天ぷらを揚げてるとむくむくとよみがえってくるんですよ

あの当時は「ちょっと黙って?」って本気で思ったけど

「やっぱ(嫁に)やるのやめた」って結婚式の1週間前に言ったり、「女の子供なんかいらねえ」(いまさら??3姉妹ですけど?)って大きくなった娘に言ったり、長男のお宮参りの時、隣の人が首に万札で作った首飾りをしているのを見て、お払いの最中「なんでうちにはねえんだ!!!」って大騒ぎして駄々こねたり(あまりにうるさいから次男の時は仕方なく作った・・・演歌歌手のショーの時にファンの人がプレゼントするみたいなやつ


父は爆裂モードフル回転の人だった・・・



私が男だったら


「どう」
って
名前だった・・・

「どう」


「動く」と書いて「動」


これ以上落ち着きない男子になってたら困るじゃないかーーーーーーーーーーーー


とりあえず今の名前でよかったけど、「どう」はなんで「どう」かって・・・

父の母親が「鈴(すず)」だったから・・・

金や銀をつけたらおばあちゃんを超えちゃうでしょ?
だから同等くらいの「銅」なんだって;;;


しーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん


私の人生っていったい・・・

そんなこんなと父を思い出すのはしばらく続くかな

妹の結婚式が11月にあるからね

父が生きていたらなんて言ったかなって考えちゃうわけです

妹の旦那さんmiyosiくんに対して、ぱしっと箸を置いて

「おめえ、買いだな」

って言ってくれるかどうかも気になるところ


姉的には買いどころか、国宝ものの弟君です

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