☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

魔法のつえ

2010年08月31日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
むかしむかし
あるところに

ビギン王国という大きな畑を持つ国がありました。

村人たちは仲が良く、みんな楽しく平和に暮らしていました。

ところがある日
シャチョ王様が「ぱちんこ」という悪い遊びを覚えてしまったため、国内が荒れ始めたのです。

「白熊アイス食いたいーーーーーーでも、昨日ぱちんこに負けたーーーーーー」
大騒ぎするシャチョ王様。
なかなか仕事が進みません。


もうすぐ実りの秋。
稲刈りが始まる前に、収穫の終わった畑を一刻も早く片づけなければなりません。

畑には大量のスイカ、メロン。
カラスがやってきてつついて割ってしまい、ひどい状態です。

村人イモ子が困っていると、隣のトマト王国から青い衣をまとった青年がやってきました。

「お困りのようですね。僕に任せてください」
青年は突然持っていたつえを振りかざした・・・



「けいちっあすらかーーーーーーーーーー」

すると、カラスが一斉に飛び立ち、畑からは一匹残らず退散してしまいました。

「おおおーーーーーありがとうございます!!!もうひとつお願いがあるのですが、この干ばつで土が硬くて杭が抜けないのです・・・たすけていただけませんか?」


「お安いご用です。
ろけぬいくいたかーーーーーーーーーーーー」


またつえを振りかざすと、たちまち畑中の杭が抜けました。


そこへ
シャチョ王様がやってきました。

「どれどれ、私もやってみよう」
強引につえを奪い取り、でたらめな言葉を並べてつえを振り回した!

「白熊食べたいよーーーーーーーーーーー」


すると
つえは空高く飛びあがり、眩しい光を放ちました。

「目がぁーーーー目がぁーーーーーーーーーーーーー!!」

めまいを起こすシャチョ王様。

トマト王国の青年が抱き起こすと
「わ・わたしは・・・なにをしていたんだ?」


「あなたはもうぱちんこはやらないいい王様になったはずですよ」

「ぱちんこ?そんなものは知らん。私は村人とともに畑で生きるのだ」

生き帰った王様は別人のような目をしていました。

すると
トマト王国の青年が
「ならばこのつえをあげましょう。あっという間に畑が片づけられますよ」


青年の言う通りの呪文を繰り返すと、畑はあっという間に綺麗になり、村人たちの笑顔も戻りました。

「ありがとうございました。せめて、お名前を・・・」
村人イモ子が言うと


「名乗るほどのものではありません。エス・・・とでも覚えていてください。ではさらば!」

あっという間に姿を消した青年。
それでもいつまでもいつまでも村人たちの心に英雄として刻まれ、このビギン王国の人々は平和に暮らしましたとさ。


めでたし、めでたし。














な~んてことがあればいいな

ひたすら妄想にふける夏の暑い日。

スイカ畑の片づけをしていました~~~~~~~

「魔法のつえ」とは地面に打ち付けた杭を抜くための道具。
S氏が使うと魔法のように地面から杭が抜けていきますよ☆

私たちは
着果棒を集めて~~~
スイカの座布団集めて~~~
黒いシート集めて~~~
汚れを取ってくるくる巻きます。

通路にスイカを出して、一輪車で集めます。






なかなか一日では終わらんのです

まだまだじっくりやりますよ!!!!

妄想族な私は今日もきっと頭の中は妄想でいっぱいでしょう

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (じぇっと)
2010-08-31 11:17:27
こんだけの妄想するエネルギーが仕事に向いたらスゲーはかどりそうですね
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あは^^; (じぇっとくん←りっつ)
2010-09-01 05:49:27
言われてしまった・・・w

でもね
ひたすら妄想族ですよ?
もしくは歌うしかないでしょう・・・
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