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読書、映像・音楽の鑑賞の記録など

フィリップ・ラクー・ラバルト『虚構の音楽』 4

2007-06-04 23:34:52 | 読書
 第四章は「ヴァーグナー試論」と「聖なる断片―シェーンベルクの『モーゼとアロン』について」を中心にアドルノの言説が取り上げられる。アドルノの議論はベンヤミンの芸術論との関連が認められ、一方、ラクー・ラバルト自身の「モーゼとアロン」の解釈にはストローヴ+ユイレの同名映画の影響が認められる。 . . . Read more