妻の一番上のお姉さんが認知症の症状が出ていると聞きました・・・
現在はご主人と二人で自宅で生活されているのですが・・・
こんな話を聞く年齢になってしまったんだと改めて己の歳を実感させられますね。
認知症といえば、おじいちゃん・・・おばあちゃん・・・の話やんと考えていたのに・・・
自分や妻が、そのおじいちゃん・・・おばあちゃん・・・になってしまったんやと。
健康寿命をいつまで続けられるのか誰にもわかりません・・・が、
今、己が何をしたらいいのかを考えながら日々できることを一つずつ一つずつやり続けることしかありませんね。
こんなことを考えながら、今朝も筋トレ&有酸素運動をこなしておきました(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
今朝は、精神科医の訪問診療に関するQ&Aを転載してみようと思います。
~以下、10月25日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
こころの訪問診療
認知症 生活の場で治療
Q&A
精神科医で認知症を始めとする訪問診療に取り組んでいる「湘南いなほクリニック」(神奈川県平塚市)院長の内門大丈さんに聞きました。――精神科医が訪問診療をすることには、どんな良い点がありますか。
「高齢化によって認知症患者は2025年に700万人に達するとみられています。身体的な病気を持つ高齢者が認知症も抱えていたり、逆に認知症があるために十分な医療が受けられず病気の悪化を招いたりするケースもあります」
湘南いなほクリニック院長
1996年、横浜市立大学医学部卒。横浜南共済病院神経科部長などを経て現職。同大医学部臨床准教授。日本老年精神医学会専門医・指導医。
「認知症は周囲の環境が症状に影響していることから、患者の生活の場に医師が出向いて悪化要因を調べることは重要です。認知症以外の精神疾患でも、精神科医がかかりつけ医になることで在宅で療養することができます」
――受診の経緯はどんなケースがありますか。
「『物忘れ外来』に通っていたのが、症状が進んで通院できなくなった患者さんもいます。また、市から認知症初期集中支援事業の委託を受けており、地域包括支援センターなどから連絡を受けて訪問するケースもあります」
――難しいのはどんな点ですか。
「家族の依頼で訪問しても、患者本人に受診の意志がない場合があります。ただ、一度拒否されたら終わりではなく、適切な距離を取りつつ何度か通ううちに、コミュニケーションが取れてくることもあります。また、老々介護で夫婦とも認知機能が落ちているケースも多いです」
――在宅医療を行う精神科医が少ないのはなぜでしょうか。
「身体的な病気を持つ患者を診療するのに、精神科医が苦手意識を持っていることは否めません。また、訪問しても患者から受診拒否に合うケースなど、時間や手間がかかるのも理由の一つだと思います」
――身体的な病気はどう診るのですか。
「かかりつけ医であるからには、ある程度の病気は診る必要があります。私の場合は、勤務医の頃に様々な科を回る研修を受けたり、当直で全科の患者を診たりした経験が生きていると思います。内科と老年精神科を
――これからの課題は何ですか。
「認知症の患者を全て、精神科医が診ることができるわけではありません。かかりつけ医が認知症の患者をしっかり診られるような連携の仕組みを地域で作ることも大切です」
「うつ病や双極性障害、統合失調症など様々な心の病気が、引きこもりの原因となっているケースも少なくありません。こういった通院が困難な患者を支えるためにも、多くの精神科医に訪問診療に取り組んでほしいと思います」
(田村良彦)
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