スマホに自動翻訳アプリを入れてからというもの、
外国の方との話に利用したのは、1回だけです・・・
それも、かなり印象が悪い使用の仕方でしたけどね・・・
以前にも、このブログで書いたかもしれませんが・・・
ある日、Facebookで外科医だという米国人が友達リクエストをしてきたんですね
その彼の友達の中に、私の取引先の社長名があったので信用して、
リクエストを承認したんですね・・・
すると即、コンタクトがありました・・・
私はVoiceTraという日本政府肝いりの情報通信研究機構(NICT)の自動翻訳アプリを使っていたのですが
彼の話しがコロコロと変わるし、私はイライラしてきたんですね
最後には、「トラブルに巻き込まれているので助けてください」とまで・・・
そこでアプリに日本語できつい言葉を入力して自動翻訳してもらったものを
チャット画面に貼り付けてやったんです。
彼とは、それっきりで終わったのですが、
ある意味、言葉の壁を乗り越えてのやり取りが楽しかったかも・・・なぁ~んてね(笑)
私のように、外国語が喋れない人にとってはVoiceTraでの自動翻訳は助かりますし、
実際に、「しゃべった言葉」⇒「英語に翻訳した文章」⇒「その英語の意味を日本語に」と
スマホ上で三分割して表示してくれるので、翻訳された言葉が間違いないのか確認もできますし
私としてはお勧めのアプリですね!
本日は、中学生たちがNICTの担当者を取材した記事を転載してみようと思います。
~以下、6月16日読売新聞夕刊より抜粋~
医師や看護師が首にかけて使用し、音声を自動翻訳してくれる
ウエアラブル端末の画像を紹介する隅田さん(右から2人目) 近年急速に精度を上げているという自動翻訳。隅田さんによると、日本は中でも音声翻訳の研究を1986年、世界に先駆けてスタートさせたそう。
その技術は、総務省傘下のNICTが開発した「VoiceTra(ボイストラ)」という無料のスマートフォン用多言語音声翻訳アプリに生かされています。
さっそく隅田さんが、このアプリを自分のスマホで使って見せてくれました。日本語で「前の道をまっすぐ行って、四つ目の交差点を‥‥」とスマホに話しかけると、すぐに聞き慣れない外国語の音声が返ってきました。「いまのはミャンマー語です」と言われ、私達は目を白黒。
その仕組みは、スマホから入力された音声がネットワーク上のNICTのサーバーへ送信され、そこで翻訳されて、対訳の音声がスマホに返ってくる、というもの。スマホの画面上には、吹き込んだ日本語とその翻訳、更にその翻訳された外国語から日本語に訳し直された文が瞬時に表示されます。利用者が、自分の発言が正しく翻訳されたかその場でチェックできるという工夫です。
約30年間、自動翻訳の研究一筋という隅田さんに、初めて音声翻訳が成功した90年代初めの映像を見せてもらいました。1分を翻訳し始めるのに30秒もかかり、「実用には向かなかった」と、隅田さんは振り返ります。
それが近年は人工知能(AI)に情報を分析・学習させる「ニューラル機械翻訳」という、人間の神経回路を模した仕組みが取り入れられ、開発当初と比べ、翻訳の速度も精度も段違いに改善されました。自動翻訳の開発はGoogleなども行っていますが、VoiceTraの強みは「日本語に強いこと」と隅田さんは強調します。
2014年、総務省は「グローバルコミュニケーション計画」を発表。国家プロジェクトとして、「言葉の壁」のない社会を20年のオリンピックで世界に発信する、としています。計画の下、NICTには40もの企業から専門家が集まり、共同で研究開発を進めているそうです。
翻訳の精度をさらに上げるためには、より多分野の、信頼できる訳文の対をAIに与えるのが不可欠。そこでNICTは、総務省とともにデータを集める「翻訳バンク」の運用を昨年秋、開始しました。企業や団体から翻訳データを提供してもらうのです。「契約関係など、翻訳例がもっと必要な分野はある」と隅田さんは話していました。
こうなると、私達が外国語を勉強する意味はあるのか、という疑問もわいてきます。隅田さんは「二つの考え方がある」と言います。「自動翻訳の誤りを修正できる程度の語学力を身につけるか、あるいは、『語学は機械に任せて、その時間をほかのことに使う』というもの」。また、「英語は勉強するけれど、中国語、韓国語は機械に任せるということもできる」といい、外国語への取り組み方の選択肢が増えるようにも思えました。
今後私達は語学を学習するうえで、日進月歩のAI翻訳を上手に利用しつつ、異文化を理解する姿勢も失わない、そんなバランス感覚を大事にしていきたいと感じました。
外国の方との話に利用したのは、1回だけです・・・
それも、かなり印象が悪い使用の仕方でしたけどね・・・
以前にも、このブログで書いたかもしれませんが・・・
ある日、Facebookで外科医だという米国人が友達リクエストをしてきたんですね
その彼の友達の中に、私の取引先の社長名があったので信用して、
リクエストを承認したんですね・・・
すると即、コンタクトがありました・・・
私はVoiceTraという日本政府肝いりの情報通信研究機構(NICT)の自動翻訳アプリを使っていたのですが
彼の話しがコロコロと変わるし、私はイライラしてきたんですね
最後には、「トラブルに巻き込まれているので助けてください」とまで・・・
そこでアプリに日本語できつい言葉を入力して自動翻訳してもらったものを
チャット画面に貼り付けてやったんです。
彼とは、それっきりで終わったのですが、
ある意味、言葉の壁を乗り越えてのやり取りが楽しかったかも・・・なぁ~んてね(笑)
私のように、外国語が喋れない人にとってはVoiceTraでの自動翻訳は助かりますし、
実際に、「しゃべった言葉」⇒「英語に翻訳した文章」⇒「その英語の意味を日本語に」と
スマホ上で三分割して表示してくれるので、翻訳された言葉が間違いないのか確認もできますし
私としてはお勧めのアプリですね!
本日は、中学生たちがNICTの担当者を取材した記事を転載してみようと思います。
~以下、6月16日読売新聞夕刊より抜粋~
自動翻訳の開発がどうなっているのか知りたい
スマホに話すと外国語に
2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと2年。英語は苦手だけど外国から来る人と話したい――。そんな願いをかなえてくれそうなのが、自動翻訳の技術ですその開発を進めている情報通信研究機構(NICT)の隅田英一郎さんに、自動翻訳の最前線について聞きました。
(高1・若尾美紀、中3・遠田剛志、、中2・池田麻里子、中1池上花音記者、撮影=佐々木紀明)
(高1・若尾美紀、中3・遠田剛志、、中2・池田麻里子、中1池上花音記者、撮影=佐々木紀明)
医師や看護師が首にかけて使用し、音声を自動翻訳してくれる
ウエアラブル端末の画像を紹介する隅田さん(右から2人目)
VoiceTraで日本語をミャンマー語に翻訳させたときのスマホ画面。利用者が話しかけた日本語。真ん中はミャンマー語の翻訳。その下は、ミャンマー語の翻訳から改めて日本語に訳した内容。これで、利用者の話が正確に伝わったか確認できる。
さっそく隅田さんが、このアプリを自分のスマホで使って見せてくれました。日本語で「前の道をまっすぐ行って、四つ目の交差点を‥‥」とスマホに話しかけると、すぐに聞き慣れない外国語の音声が返ってきました。「いまのはミャンマー語です」と言われ、私達は目を白黒。
その仕組みは、スマホから入力された音声がネットワーク上のNICTのサーバーへ送信され、そこで翻訳されて、対訳の音声がスマホに返ってくる、というもの。スマホの画面上には、吹き込んだ日本語とその翻訳、更にその翻訳された外国語から日本語に訳し直された文が瞬時に表示されます。利用者が、自分の発言が正しく翻訳されたかその場でチェックできるという工夫です。
31言語に対応
翻訳の性能は、英語の場合「990点満点のTOEICで900点とれる」と隅田さん。「スマホからインターネット接続をするため、データ通信料はかかります」。現在、英語、中国語、韓国語、フランス語など31言語(一部、音声対応のないものを含む)に対応。300万人が利用しているそうです。約30年間、自動翻訳の研究一筋という隅田さんに、初めて音声翻訳が成功した90年代初めの映像を見せてもらいました。1分を翻訳し始めるのに30秒もかかり、「実用には向かなかった」と、隅田さんは振り返ります。
それが近年は人工知能(AI)に情報を分析・学習させる「ニューラル機械翻訳」という、人間の神経回路を模した仕組みが取り入れられ、開発当初と比べ、翻訳の速度も精度も段違いに改善されました。自動翻訳の開発はGoogleなども行っていますが、VoiceTraの強みは「日本語に強いこと」と隅田さんは強調します。
2014年、総務省は「グローバルコミュニケーション計画」を発表。国家プロジェクトとして、「言葉の壁」のない社会を20年のオリンピックで世界に発信する、としています。計画の下、NICTには40もの企業から専門家が集まり、共同で研究開発を進めているそうです。
翻訳の精度をさらに上げるためには、より多分野の、信頼できる訳文の対をAIに与えるのが不可欠。そこでNICTは、総務省とともにデータを集める「翻訳バンク」の運用を昨年秋、開始しました。企業や団体から翻訳データを提供してもらうのです。「契約関係など、翻訳例がもっと必要な分野はある」と隅田さんは話していました。
医療などで実用化
この技術は、すでに救急、医療などの分野で実用化が始まっているそうで、診療や看護などで両手が塞がりやすい医療現場用には、音声に反応する、首掛け式のウェアラブル端末も作られていると教えてくれました。また、インターネット通信なしで使える翻訳機を開発、販売している企業もあるということです。こうなると、私達が外国語を勉強する意味はあるのか、という疑問もわいてきます。隅田さんは「二つの考え方がある」と言います。「自動翻訳の誤りを修正できる程度の語学力を身につけるか、あるいは、『語学は機械に任せて、その時間をほかのことに使う』というもの」。また、「英語は勉強するけれど、中国語、韓国語は機械に任せるということもできる」といい、外国語への取り組み方の選択肢が増えるようにも思えました。
今後私達は語学を学習するうえで、日進月歩のAI翻訳を上手に利用しつつ、異文化を理解する姿勢も失わない、そんなバランス感覚を大事にしていきたいと感じました。
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