ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

中国事業「縮小・撤退検討」8%

2013-09-11 | トーションレース&繊維資材
レースの真ん中の白っぽいラインが接着面です!
  Adhesive Torchon Lace 
アイロン接着トーションレース
今まで発売されてきた接着レースは
裏面に接着テープが張り付けられてました
弊社のトーションレースは
接着面だけに接着繊維を編み込んでいます。
★ デザイン点数 ★
麻混レース 33点  綿レース 7点

 

今年の7月から扱っていた商品・・・梱包を開けたら、刺激臭がしていたのです。

糸の加工段階で処理に薬品を使ったりしますので、多分にその残臭なのだとは思います。

しかし、最近の日本製品においては、この様なきつい臭いが残っていることはほとんどありませんので、

先方へ、「この原料は、どのような加工処理をやっているのですか」と問い合わせしました・・・ら、

「実は、中国の糸なんですが、多分、漂泊するのに使用した薬品の臭いでしょう」との返答・・・

ただ、どの様な薬品を使用しているのか定かではないらしいのですが、多分、塩素系の薬品だろうと・・・

それでは、仕方がないな・・・との事で、1か月ほど続けていたのですが、

8月に入ってから、頻繁に鼻血が、それもかなりの量が出るようになってきましたので、

すぐさま耳鼻科へ行き、調べてもらったのですが鼻アレルギーが酷くなっているからと解りました。


未だに、このような商品を出してくる中国という国の体質は如何なっているのでしょうか・・・

決して、安いわけではありません。高かろう・悪かろうの商品・・・でも、日本国内で生産を中止してしまった商品・・・

どんな商品でも、クレームは一切受け付けないという中国の商取引・・・

40年ほど前には聞いていましたが、今でもそうだと聞きます・・・

それでも取引をする、いやせざるを得ない日本の企業は何処までのメリットがあるのでしょうか


今朝は、現在の日本企業の中国に対する思惑を紹介してみようと思います

~以下、9月11日読売新聞朝刊より抜粋~

 中国事業 見直しの動き
 日本企業の間では中国での反日暴動や生産コストの上昇を機に、中国国内の生産拠点を見直す動きが出ている。巨大市場として重視してきた企業も戦略を練り直す必要に迫られている。

「縮小・撤退検討」8% ジェトロ調査

反日デモ後、日本企業の中国での戦略の図

 ワコールホールディングスは今年度、中国の店舗網を縮小するなど、赤字の中国事業の見直しを進めている。昨年12月時点で735店あった下着販売店を、「数十店舗削減する計画」(広報)だ。一方、タイやインドネシアなど東南アジアでは新規出店を急ぐ。中国での生産は全体の約55%を占めるが、近年、人件費が高騰しており、今後ベトナムやインドネシアなどでの生産を拡大する。

 イオン子会社の靴販売「ジーフット」は今年度、ミャンマーで生産する自主企画商品(PB)の靴を前年度比2倍の20万足に増やす。東南アジアに生産拠点を分散し、現在9割近い中国の生産比率を引き下げる。

 日産自動車は昨年10月、中国での販売台数が前年同月比40%減と大幅に落ち込んだ。2013年3月期連結決算の営業利益は4.1%減と、大手3社で唯一の減益だったが、中国販売比率が約25%と高いことも一因だった。暴動などで破壊された車の修理費を全額保証するサービスを昨年10月から始めるなど、異例の販売促進策を続けている。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が今年8月に実施したアンケート調査では、中国ビジネスの縮小・撤退を検討すると回答した日本企業は全体の8%(50社)で不安定な社会情勢や生産コストの上昇をその理由に挙げた。

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