ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

帰れない古里・・・

2012-08-18 | 健康タオル
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健康タオル【和紙】
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昨日からお盆明けの仕事が始まった会社も多いだろうと思います。

私も昨日から営業開始・・・

子供や孫達の帰省で、賑やかだった我が家も普段通りの静けさを取り戻しました・・・

また、お正月(気が早いかぁ~・・・)の再会を楽しみに健康で頑張るしかないな・・・と


こんな浮かれた話をしている私が、今朝、目にした記事・・・

世の中には、そんな素朴な願いすら叶わない人達がいるという現実に言葉が出なくなりました・・・


~以下、8月18日読売新聞朝刊より抜粋~

 お盆に里帰りする。先祖の墓に手を合わせる。そういう素朴な願いが、かなわない人々もいる。

 岡山県にある国立ハンセン病療養所「長島愛生園」を見学した。
 陽光きらめく瀬戸内の海辺。丘の上に納骨堂が立っている。家族に引き取られないまま、眠る遺骨は3542人。半数は偽名だという。

今日のノート     帰れない古里

 園内の歴史観では、かつて島にあった高校の分校の様子を展示している。女子生徒の一人は作文にこうつづっていた。<いつかは出よう、自分の人生というものをもっと体でぶつかり、ズタズタにキズついても良い、真の人生を知りたい>

 薬で治る病気だが、社会復帰した卒業生も、多くは出身校を隠した。
 園内には今も293人が暮らす。平均82歳。

 語り部として見学者に体験を話した川北為俊さん(78)は、13歳の時に発病して島へ連れて来られた。園内で大工として働き、同じ県出身の女性と結婚したが、職員の説得で不妊手術を受けた。

 ずっと島に閉じ込められていた訳ではない。
 「買い物やパチンコに車で出かけるし、各地へ旅行もした。ゲートボールの全国大会で優勝したこともありますんやで」
 しかし「お前が帰るところはない」と告げられた郷里には身内もいなくなり、「いずれは島の納骨堂に入る」と言う。

 国の隔離政策の誤りをさばいた判決の確定から11年。社会の垣根は取り払われているだろうか。

編集委員 原昌平


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