ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

インスタに辞令書?! 危機管理意識が乏し過ぎる日本人

2018-03-30 | 日々のパソコン
私は弊社のHPを創った時、ある程度のリスクは予想してました・・・

実際に、小さな金額ですが取り込み詐欺にもあったこともあります・・・

それは、所在地も名前もオープンにしているわけですから、ある程度は仕方がないことやと認識はしてます。


近年、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)なるものが流行ってきて居りますが

少々気になることがあるんですね・・・

それは、誰にでも見せても良いものと・・・また、見せる人を限定しなければならないものがあると思うんですね。

しかし、中には全てをオープンに誰にでも見られる状態でアップされてる方が多いんですね・・・


昨日の夕刊を見て驚きました・・・

何とインスタグラムに自分が貰った会社からの辞令書をアップしている人がかなりいるらしいのですね。

中には会社名や会社印がはっきり解るものまであるといいます・・・

自分のみならず会社の情報まで売ってるようなものですからね。

問題は「誰でも見られる状態」なのですが、余りに危機管理意識が乏し過ぎますよね。

ただ便利だからネットやスマホを利用している・・・これだけの感覚なのでしょうが・・・

便利さと表裏一体でリスクがあるということを考えなくてはダメだと思うんですね。

このブログを読んで頂いているアナタも気を付けましょうね。


今朝は昨日の夕刊記事を転載してみようと思います。

~以下、3月29日読売新聞夕刊より抜粋~

インスタに辞令書

インスタに投稿された辞令書

新入社員ら投稿相次ぐ

会社印鮮明 偽造の危険も
 人事異動が多い年度替わりの時期を迎え、インターネットの画像共有サービス「インスタグラム」に勤務先の「辞令書」の画像が誰でも見られる状態で多数、投稿されている。企業名や印影がはっきりわかる画像もある。就業規則などでSNSに業務内容に関する投稿をすることを禁じている企業もあり、専門家からは「企業の信用低下につながりかねない」との指摘もでている。
 「3月から福岡の店舗に転勤」「心機一転頑張ろうと思います」
 投稿された辞令書には、こんなコメントが付いている。許可した相手にしか画像を見られないようにする設定もあるが、誰でも見られる状態の画像も多い。ユーザー名は匿名でも、企業名や本人の名前がはっきりわかる画像もある。
 企業の情報漏えい対策を手がけるクロスワープ(東京)では、昨年7月以降だけで約70件の投稿を確認。「画像が鮮明であれば、会社の印影が偽造される可能性もある」と指摘する。
 企業や自治体でネットのマナー講習を手がけるコンサルタントの永友一朗さん(44)は「SNSでの業務関連の投稿を禁じる会社が増えているが、特に新入社員が学生気分の延長で投稿するケースが多い。(批判が殺到する)『炎上』につながるリスクもあり、企業も神経をとがらせている」と話す。
 正社員採用の辞令が投稿されていた大阪府の服飾メーカーは取材に「SNSで社内情報を公開することは禁じている。指導が行き届かずお恥ずかしい限り」と答えた。投稿した本人に削除させたという。
 ネットの問題に詳しい富田寛之弁護士は「辞令は社内の公的文書で、取引先から契約書などの取り扱いに疑念を持たれるなど、対外的な信用にマイナスに働く可能性もある」と指摘。「一度拡散した情報は消せない。投稿ボタンを押す前に、世界中に公開されても良い内容かどうか自問すべきだ」と話している。

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