ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

人工知能 買い物や悩み相談まで助言!?

2016-12-27 | 日々のパソコン
人工知能が助言!?

眼鏡選びにもAIが使われ、「似合う」「似合わない」の判定をするんだとか・・・

時代は随分と変わってきましたね。


眼鏡に関しては、何となくわからんでもないのですが・・・

恋愛相談の回答までAIがする?・・・って

心を持ち合わせていないAIに助言してもらっても・・・ねぇ~

人の気持ちって、いくらビッグデータを取得して判断しようとしても

個々、複雑に違っていると思うんですよね・・・

ただ、おみくじを引くのと一緒で、ある意味一種の安堵感を得ようとするのであればいいのかも。

人の気持ちに寄り添った回答はやはり同じような経験を自らした人じゃなければ言えないと思いますね。

ただ、現在でも情報や知識を詰め込んだ人があたかも経験したかのように助言しているのを目撃しますが・・・

これじゃAIも人間も変わらないのかもですね(^-^;


もしも将来、AIが人間と同じような感情・思考を持つようになった時には、

SFの世界じゃないけれど人がコンピューターに支配されてしまうということも有り得るのかも・・・


今朝は、人口頭脳AIが暮らしにどこまで浸透してきているのか取材記事を転載してみようと思います。

~以下、12月27日読売新聞朝刊より抜粋~

人工知能「客観的に」助言
 買い物や悩み相談など暮らしに身近な場面で、人工知能(AI)に助言してもらうサービスが広がっている。言語や画像を認識する能力が高まり、大量データを「学習」して分析する機能も向上。データをもとにした「客観的な助言」として、受け入れられているようだ。 (大郷秀爾)
生活調べ隊のロゴ
タブレットでお客の眼鏡のマッチ度を判定

 「『マッチ度』が90%を超えています。よくお似合いということですね」
 12月中旬の平日夕方、東京・吉祥寺駅近くの眼鏡店「JINS

来店客が試着したメガネの「マッチ度」を判定した画面を示すスタッフ(左、東京都武蔵野市で)
吉祥寺ダイヤ街店」。メガネを試着した来店客に、スタッフがタブレット型端末の画面を見せて説明していた。

眼鏡選び、恋愛相談・・・ 受け止め方 利用者次第

眼鏡をかけた客の顔を、店に備え付けた端末のカメラで撮影して画像を取り込むと、AIが似合っているかどうかを判定する「JINS BRAIN(ジンズ・ブレイン)」というサービスだ。11月から全国約300店舗で始まった。
 判定の根拠となるのは、全国の店舗スタッフ約3000人が、眼鏡をかけた人の顔画像を見て「似合う」「似合わない」を評価した、延べ約6万人分のデータ。ジンズ・ブレインは来店客の画像が取り込まれると、データをもとにマッチ度=お似合い度を0~100%の数値で示す。

 東京都練馬区の中学3年の女子生徒(15)は「普通の店なら、店員さん一人の意見しか聞くことが出来ないけれど、こちらは大勢の意見をもとにしている。数字で示されるのにも納得感があります」と満足した様子。同店副店長の中村力輝りきさんは「1人の接客では主観が入ることがある。客観的な評価として、選択肢の一つになれば」と話す。

 「AIとの対話」への期待は大きくなっている。プロバイダー大手のビッグローブが今年5月、15歳以上の男女に行ったインターネット調査では、「AIに期待すること」(複数回答)に「コミュニケーション相手」とした人が32%いた。
 そんな期待を追い風にしてか、AIに恋の悩みを相談できるサービスも登場している。検索サイト「goo」の「教えて!goo」では9月から、AIのキャラクター「教える」が利用者の恋愛相談に回答するサービスを始めた。

 従来のサービスは、利用者の相談に他の利用者が助言や回答を書き込む形式。主観的な回答になったり回答が書かれるまで時間がかかったり、書き込みがなかったりする場合もあった。
 これに対しオシエルは、過去の3000万件以上の相談・回答から、使われた単語の意味や相談と回答の対応関係などを学習しており、回答可能な場合、原則として数分後には回答を表示する。サイトを運営するNTTレゾナントは「早く回答が欲しい人のニーズに応えられる」と胸を張る。

 眼鏡選びも恋愛相談も、大量のデータをAIが学習したうえで助言するサービスといえる。三菱総合研究所先端技術研究センター長の比屋根ひやね一雄さんは「インターネットの普及により、AIが学ぶ材料となるビッグデータを簡単に収集できるようになったこと、それを用いて『ディープラーニング(深層学習)』と呼ばれる学習の手法が登場したことで、AIの能力が飛躍的に伸びた」と解説する。

 とはいえAIのコミュニケーション能力は、発展途上のようだ。野村総合研究所ITナビゲーション担当部長の古明地こめいち正俊さんは「現在のAIは対話をしているように見えても、やりとりをパターン化して回答している場合が多い。言語処理の分野はまだ課題が残る」と指摘する。

 ネット社会では膨大な情報に触れる機会が増え、消費者は情報を取捨選択する力が求められる。AIの「助言」に対しても、どう受け止めるから利用する側次第といえそうだ。

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