ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

飼い主はペットの命が尽きるまで適切に飼育すること!・・・改正動物愛護管理法施行

2013-09-26 | ナナ(ビーグル)&姫たち
我が家のナナ様は、8月12日で満17歳を迎えました。

最近のナナ様は、極端に足腰が弱り、外への散歩も一切させていません・・・

人間の赤ちゃん用のおむつを買ってきて、尻尾部分だけ穴を開けて履かせています。

最初はおむつだけでしたので、糞尿をした時に、重みで脱げてしまい

何回となく家中が大変なことになってしまい・・・何か方策を考えなくてはと、
サスペンダー付きオムツをして寝るナナ様

仕事上でたまたま在庫のあった平ゴムとクリップを利用し・・・

専用サスペンダーを作ってやりました。

ベランダへ出ることも不自由になり、

あり合わせの板でスロープを作り・・・

さらに、パンチの残りを縞模様状にに貼り付け滑り止め・・・

ベランダの洗面器の水が飲めるようにと工夫してみましたが、

最近は、そのスロープも体調が良ければ、登れるのですが・・・

一人では、なかなか上ってベランダまで出ることが難しくなってきました。

目も殆んど見えていないし・・・鼻も利きにくく成ってるようです・・・

だから、食器の場所もなかなか解らないようになっています。傍から見ていても、辛い時がありますね・・・

ただ、それでも生きるということを、とことん全うしようとしてるのが解ります。

私達人間のように、この辛さから逃げようとか、もう楽になりたいとか・・・一切考えず、ただ今を生きることにかけている。

ただ自然体のままに・・・倒れて起きあがれなくなった時には、声を上げて私達に助けを求めていますが、

私達も学ぶことが多い気がします。

後、どのくらい生きるのか解りませんが、やはり家族なんだと今更ながらに気付かされていますね・・・


今朝は、9月1日に施行された改正動物愛護管理法についての記事を紹介してみようと思います。

~以下、9月26日読売新聞朝刊より抜粋~

ペット「衝動飼い」やめて

改正法施行

 改正動物愛護管理法が9月1日に施行された。飼い主は原則、ペットの命が尽きるまで適切に飼育することが明文化され、生後45日までの犬猫の販売が禁止されたほか、自治体は動物の引き取りを拒否できるようにもなった。飼い主には、これまで以上に準備と責任感が求められる。

(安藤二郎)

引き取られ、新しい飼い主が決まるのを待つ犬達。

 「死活問題。子犬のかわいらしさがないと、買ってくれる人は減ってしまう」。今月、大阪市が開いた市動物取扱責任者研修会。犬の繁殖・販売をしている男性(38)が法改正の説明を聞き、つぶやいた。

 改正法は、2016年8月末まで、生後45日以内の犬猫の販売などを禁止した。その後、生後49日に延長され、最終的には同56日になる予定だ。男性は「子犬は10日単位で見た目が変わる。『かわいい』と思ってもらえるのは生後40日くらいまでで、愛らしさが販売を後押しする。手元での飼育期間が延びると、えさ代もかさむので繁殖頭数を抑えるしかない」と嘆く。

幼い犬猫販売やネット取引規制

 規制は、親から早く引き離した犬猫が人を噛むなど攻撃的になりやすく、結果的に飼育放棄につながる恐れがあるためだ。

 環境省動物愛護管理室は「子犬や子猫にとって生後間もない時期は、親や兄弟から社会性を学ぶ期間。人間の都合で引き離すと、問題行動を起こしやすくなる」と説明。「かわいい」との理由だけで衝動的に飼育を始めたものの、世話に手を焼き自治体に引き取りを依頼する飼育者の減少につながる、と期待する。

 インターネットでのペット販売の方法も変わった。ネットで選んだ動物の写真と実物が違うなどのトラブルを防ぐため、業者は顧客に動物を直接見せ、対面で飼育方法などを説明することが義務付けられた。犬、猫などの哺乳類のほか鳥類と爬虫(はちゅう)類も対象だ。

 背景には「写真と実物のイメージが違う」「届いた子犬や猫が病気だったり、すぐに死んだりしてしまった」などの相談が多数、国民生活センターなどに寄せられていることがある。センターのまとめでは、12年度に寄せられたペットに関する相談計1279件のうち、インターネット取引の相談は136件だった。

殺処分 年17万匹 自治体引き取り拒否も

 これまで都道府県などは、飼えなくなった犬猫などを引き取り、譲渡先を探したり殺処分したりしてきた。環境省のまとめでは、11年度に全国で引き取られた犬猫は約22万匹。うち、殺処分された犬猫は17万匹を超えている。

 法改正で自治体は、同じ飼い主から何度も求められたり犬猫の高齢化や病気を理由にしたりした場合、引き取りを拒否できるようになった。大阪府犬管理指導所によると「子犬が産まれたが飼えない」「老犬が病気にかかった。吠えて困る」などの理由で持ち込まれる例が目立つという。

 大阪府獣医師会理事で、鶴山台動物病院(大阪府和泉市)院長の佐伯潤さん(46)は「アクセサリー感覚で流行の種類の犬や猫を一時期だけ飼育する飼い主もいるが、ペットは生き物。業者や飼い主は命の重みや飼育する責任について、改めて考えてほしい」と話している。

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