ELLの足跡

人は最後は一人だという・・・でも、・・・今は妻が傍にいてくれる・・・

TPP交渉参加を表明・・・真価を問われるのはこれから

2013-03-16 | トーションレース&繊維資材



日本復活をかけた「3本の矢」(アベノミクス)
  1. 大胆な金融緩和
  2. 機動的な財政政策
  3. 民間投資を促す成長戦略
への期待が先行して円安が進行している・・・

それにより天然ガスなどのエネルギー価格が上昇し電力各社は4月からの値上げに踏み切るといいます。

TPPへの参加も果たして吉と出るのか否か・・・

後からの参加で、農業分野で何処まで交渉が出来るのか、まだまだこれからの問題です。

日本を再生させることができるのか・・・もちろん再生させてもらわねば困るのですが、

新しい日銀総裁・総理以下政府関係者の方々の力量に期待をしたいと思います。


今朝は、TPPに関するコラムを紹介してみたいと思います。

~以下、3月16日読売新聞朝刊より抜粋~

編集手帳
 落語の『酢豆腐』に教わった言葉がある。<半ちゃん、お前の達引(たてひき)の強いところで、一つ頼みがあるんだ・・・>。辞書には【達引】(交渉。駆け引き)とある。きっと半ちゃんは交渉が巧みなのだろう
ふつうに「交渉力」でもいいのだが、コメのように日本の風土そのもの、伝統文化そのものの産品にも関係してくる。ここは和語を交えて「達引の才」と呼んでみたい気がする。安倍首相が環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を表明した
自由貿易という恩人がいたからこそ、今の日本がある。参加して当然だろう
以下にして米などの農産品を関税撤廃の例外項目にし、いかにして国民皆保険や食の安全を守るか、交渉の道のりは平たんではない。辞書によれば【達引】には「交渉」のほかに、「意気地を立て通すこと」という意味もある。タフに、したたかに立て通してもらわねばなるまい
落語の国の住人で達引の校舎といえば、鳶(とび)(かしら)と相場は決まっている。気のいいだけの八つぁん熊さんや、ボンヤリの与太郎は論外である。門出の厄除けに燧石(ひうちいし)の切り火を切って、"頭"を見送るとしよう。

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