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筋力・身体機能低下のサルコペニアは40代頃から!!
速度・滑らかさ低下は神経変性疾患の初期兆候の可能性!?
「足垂れ」により躓くのは…?!
私は椎間板ヘルニアを患って以来、歩くことに関しては支障は無くなったのですが、未だに、走ろうとするとかつてのような地面を蹴るような脚のイメージが無くて・・・何といいかすか・・・跳ねてるような感じなんですね・・・ランカスター大学のアダム・テイラー教授の解説によりますと、歩くペースと滑らかさは、あなたの健康状態と老化の進行度を示す指標となるようですね。
ところで、今日は『歩き方』に関するお話なのですが・・・
- パーキンソン病などの神経変性疾患
- 歩く「スピードの低下」や「滑らかさの低下」はパーキンソン病に代表される神経変性疾患の初期兆候の可能性がある。
パーキンソン病は、脳から筋肉への命令系統に干渉し、歩行速度が遅くなり、左右対称でなくなり、よろめきやすくなる。
- 認知機能の低下
- 歩くときの歩幅が著しく短くなり、歩幅が完了するまでにかかる時間も長くなる。
- 糖尿病
- すねの前面の筋肉は、足を前に振ったときに足を引き上げるように設計されているのですが、糖尿病による神経損傷が起きると、これが機能しなくなり、つまずいてしまうことがある。これは「足垂れ」と呼ばれ、自分の足につまずくことが増えた場合は糖尿病が疑われる。
- 末梢動脈疾患
- 歩いているときに臀部の筋肉や脚の後ろ側、さらに、ふくらはぎに痛みを感じ、動きを止めると痛みが消える場合は、末梢動脈疾患の可能性がある。
動脈狭窄を患っていると歩行中に筋肉が酸素不足となり乳酸が放出され痛みを引き起こし、歩行を中断すると筋肉が求める酸素の量が減り、痛みがなくなる。
- ビタミン不足
- 歩行中にバランスを崩してよろめくことが多い場合は、ビタミン B12 の不足を示している可能性がある。
ただ、ビタミンB12は注射などの投薬で比較的簡単に治療できるほか、食事の改善でも治療可能。
- 内耳炎
- 内耳炎にかかった場合でも、バランスや歩行の問題の短期的な原因となることがあるが、通常は治療しなくても自然に治る。
日常生活での無意識で行っている歩行ですが、己の異変は己が一番わかっている筈です・・・少しでも異変を感じたら即座にかかりつけ医に相談しなければいけませんね・・・