歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

ラビ・バトラと未来予測

2012年08月27日 17時13分14秒 | 日記
    
 サザン・メソジスト大学のバトラ氏は、世界の未来予測に関しては非常に有名です。
 
日本では浅井隆氏らがその関係者と言う所でしょうか。

インドのサーカー師を師と仰ぎ、彼の1959年の階級循環論を中心に、座禅での神との
対話にて、インスピレーションを得て、未来の予測を行います。

1979年のイラン革命の予測、1980年のイラン・イラク戦争の予測などで有名になり、
1978年の段階でソヴィエトの崩壊や、資本主義の崩壊を予測して、1989年のソビエト
崩壊で一躍時の人となっています。

しかし、1990年の資本主義崩壊は、日本の株のみの崩壊となり、外れています。

2010年からの資本主義の崩壊も予測していますが、今の所大不況のレベルにとどまっています。
又崩壊は日本と世界は同時崩壊との予測を行い、それに基づき浅井隆氏は、国債の暴落や
巨大な円安を予測し、海外への資産の疎開を勧めています。
 
しかし、日本に関する予測は、株の崩壊と大不況は当たっていますが、それ以外の
国債暴落や巨大な円安はまだ起こっていません。半分オオカミ少年化しつつあります。

 
私も階級循環論は正しいと思っています。と同時にエリオット波動の勉強をしつつ
階級循環論に応用して、その正しさを確認しましたが、時代の変化する時期に関しては
私独自の理論を応用し、略私自身の予測の正確さを認識しつつあるところです。

未来はあくまで予測ですから、100%と言う事はあり得ませんが、私の予測は
正しかったかどうかは今後の成り行きで判断するしかありません。

ラビバトラ氏と私の若干の違いは、その資本主義の崩壊の時期です。多分中国や韓国の
今後についても意見の相違が明らかになるかも知れません。
プラウトの思想に関してもまだ納得できない所があります。日本の戦後の一時期の
経済状況を非常に評価していますが、しかし時代は変遷するので一時的に良い時代が
あったから、今後再びあるとは限りません。

今までのブログに予測は書いてありますが、欧米や日本の資本主義の崩壊は、彼の言う
2010年から始まっていると言うのは勇み足と観ています。30x3x3年のエリオット波動
と組み合わせれば、欧米の資本主義の崩壊は次の商品の時代、つまり次の株の時代の
後に来ると観ています。つまり、2035年年前後から、15~20年続く商品の時代が
欧米の資本主義崩壊の時と分析します。

又日本とドイツ、イタリアの波動は崩壊の波動ではなく、つまり第5波ではなく、
英米仏の資本主義の崩壊後、日独伊は90年~100年前後は続くと見ています。

つまり時代は国により相違があると言う事です。一時代は30x3x3=270年前後とみています。
例え他国の介入が有っても、この時代背景は略不動と観ています。
 
つまり、ロシアは戦士=武人≒軍人の時代が1989年に終わりましたが、たとえ他国が介入しても
知識人の時代は不変であり、約270年続くと言う事です。

ラビバトラ氏への注文として、座禅の結果のみでなく、その結果を導く過程を本にしてくれたらと
思います。つまり、経済学教授ですから、資料とデータを示しつつその根拠を示して欲しいと
思います。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 露の江戸時代と出島方式 | トップ | 東洋のスイス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事