のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

白夜行(第2話)

2006年01月19日 | ドラマ感想
第2話「閉ざされた未来に」。不気味な笑みをうかべる笹垣。横断歩道で亮司は笹垣すれ違う。お互い気づかないふりをする。
いよいよ、山田孝之・綾瀬はるかの物語がスタートです。
先週の子役ふたりの演技がすごく良かっただけに、山田・綾瀬の演技力も気になりますね。
それにしても武田鉄矢の微笑みが気持ち悪い!

今回の話で一番印象に残ったのは、亮司の部屋で雪穂が7年間のつらかったことをぶちまけるシーンです。
「菊池と笹垣をぶっ殺して俺も死ぬ」と自暴自棄になる亮司を雪穂は突き飛ばし、これまでの苦しかった思いをぶちまけました。
別人として生きてきたこと、各駅停車に乗れなかったこと。
そして、本当のことを語りあえるのは、亮司だけだということ。
(高校の親友の川島江利子<大塚ちひろ>に「雪穂のことをもっと知りたい」と言われていたけれど、本当のことは決して雪穂は打ち明けることができないんですよね、親友にさえ。)
もう一度一緒に太陽の下を歩くためだと。
亮司が雪穂にずっと会いたくて図書館で待ち続けたように、雪穂も時効が成立し、また再会できる日を待っていたのですね。
綾瀬はるかの体当たりの演技は迫力がありました。
しかし、ここでまたふたりは犯罪へと突き進みます。
思わず「やめてくれー」と叫びたくなったのは私だけでしょうか?
犯罪を犯さなくても何か別の方法を見つけて欲しかった・・・。
きっと毎週のように何かの犯罪に手を染めていくのでしょうね。
先週、笹垣が言ったように・・・。
見ていて、とてもせつないです。
これほどせつなくなるのは、ふたりの前作である「セカチュー」のことが頭にあるからかもしれません。

松浦もヒモのような生活です。事件の夜、亮司が手を念入りに洗い、血で汚れたトレーナーを洗濯機に放り込む姿を見ていました。金に困ったら亮司を脅迫してくるかもしれませんね。来週からなにやらありそうな気配。

来週はどんな罪を犯してしまうのでしょうか?どんな未来に向かって生きていくのでしょうか。太陽の下で歩ける未来であって欲しいです。

<TB、コメント大歓迎です>