nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

柴田よしき 激流 上・下

2012-05-07 16:04:58 | 本・雑誌・ドラマ
夫はカレンダー通り、娘はカレンダーに関係なくシフト出勤、息子は学校はずっと休みでほぼバイト・・・
そんな感じで過ぎて行ったゴールデンウィークでしたが、ようやく今日から通常の生活に戻りました。
今年のGWはお天気が不規則で、スカッと晴れた日は9日間のうちの2日程度。
長雨が続いたり、ようやく晴れたと思っていたらいきなり豪雨になったり
雷が鳴って、ヒョウが降って、竜巻にまで襲われた地域もあったりと
お休みが長かった方もそうでない方も、お出かけされた方も近場でウロウロだった方も
日本全国、なんとも落ちつかないGWだったことと思います。
私も昨日はお友達とランチをして、その後お宅に伺ってお庭のバラを見せていただく予定が
立ちこめる黒い雲にひるんで、キャンセルしてしまいました。

そんなGW期間中に読んだ本の紹介です。
柴田よしきの 激流 上・下

あらすじ

上 
京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向うバスで
その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶った――。
二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。
「わたしを憶えていますか?」運命に導かれて再会した同級生たちに、次々と不可解な事件が襲いかかる……。


十五歳の記憶の中の少女はいつも哀しげにフルートを吹いていた。
冬葉は生きているのか?彼女が送ったメッセージの意味は?離婚、リストラ、薬物依存、不倫……。
過去の亡霊に、次第に浮き彫りにされていく現実の痛み。苦悩しながらも人生と向き合う、六人の三十五歳の闘い。
「今」を生きる、すべての人に贈る、渾身のサスペンス・ミステリー!

上下巻合わせて900ページに及ぶ長編でしたが、夢中になって読みました。
20年という時を経て、大人になった中学校の同級生たちが
20年前の事件に改めて立ち向かうという、ちょっと不思議なストーリー。
謎が少しずつ小出しにされ、解決を迎えそうになると、また新たな謎が生まれ
話の展開にかなり意外性があって、飽きさせず楽しく読めたのですが
いかんせん登場人物が多過ぎて、人物の把握が煩雑で
(同級生6人とそれを取り巻く家族、職場の同僚たち、知人、中学時代の友人や先生たちなど・・・)
何とか食らいついていこうと、頭の中でぐるぐると人員整理しながら
頑張って読んだんだけど、結果的にストーリーががどうもご都合主義というか
最後一応解決はするんだけど、必死で900ページも読ませてこんな結末?っていう感じで
途中が面白く期待しすぎた分、なんだか肩透かしで終わってしまいました。

ちょっと辛口になってしまいましたが、私の中では久しぶりに感動の薄い作品でした。
あっ、ちなみに柴田よしきさんって女性です!


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