池井戸作品、今回は車のリコール問題を扱った 空飛ぶタイヤ上・下 を読みました。
これまで読んだ4作品は、すべて銀行そのものが舞台でしたが
今回は、死亡事故を起こしてしまった町の小さな運送会社を中心に
事故車を製造した自動車メーカー、そのグループ企業、銀行、ジャーナリズム・・・と
立場の違うさまざまな人の思惑が、複雑に行きかいするストーリーです。
あらすじ(上)・・・・(「BOOK」データベースより)
走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。
ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。
真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。
家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
あらすじ(下)・・・・(「BOOK」データベースより)
事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。
だが、決定的な証拠はないー。
激しさを増すホープグループの妨害。
赤松は真実を証明できるのか。
社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。
企業の裏事情、銀行の内部事情、マスコミと企業の駆け引き・・・など
いろんな観点からことを踏まえて、実に興味深く仕立てられたストーリー。
そこに今回は家庭、親子と言う家族問題も絡めて、厳しくも温かく話が進みます。
池井戸作品、相変わらず悪者はあくまでふてぶてしく、弱者はとことん虐げられていくので
途中は悔しさとやりきれなさに、読んでいる自分が打ちのめされそうになったり、家族の温かさにちょっとほろりとしたり・・・
ミステリー度は低く、ちょっとしたドキュメンタリーのようで、よりハラハラさせられましたが
これまで読んだ中では、最後のしてやったり感が一番強くスカッとしました。
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これまで読んだ4作品は、すべて銀行そのものが舞台でしたが
今回は、死亡事故を起こしてしまった町の小さな運送会社を中心に
事故車を製造した自動車メーカー、そのグループ企業、銀行、ジャーナリズム・・・と
立場の違うさまざまな人の思惑が、複雑に行きかいするストーリーです。
あらすじ(上)・・・・(「BOOK」データベースより)
走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。
ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。
真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。
家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
あらすじ(下)・・・・(「BOOK」データベースより)
事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。
だが、決定的な証拠はないー。
激しさを増すホープグループの妨害。
赤松は真実を証明できるのか。
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【送料無料】空飛ぶタイヤ(上) [ 池井戸潤 ]価格:680円(税込、送料込) |
【送料無料】空飛ぶタイヤ(下) [ 池井戸潤 ]価格:680円(税込、送料込) |
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