8時過ぎ、妻には 「唱歌ラヂオ」 を聞かせながら、私は明日来る朔日の準備を始めた。
カレンダーも捲ったが残り3枚、秋も深まりつつあるが、やがて来る冬を思うと少し憂鬱になる。陽気はやはり暖かい季節がいいが、四季の変化を楽しめるから日本人は幸せかもしれない。
月の最終日には同じ事をするが、その間隔は至って早くやって来るように思うが、それは平穏な生活をしているからであろうか?
だが、この11日には妻を急遽皮膚科に連れて行くハプニングがあったが、医師から 「褥瘡」 と診断されて戸惑った。
しかし、その妻の褥瘡もDSスタッフや介護ヘルパーさんなどのご協力もあって、一週間後には完治したことは幸いだった。
いつも願うのは 「妻の急な病院通いが無いこと」 だが、退院後の数年と比べたら桁違いにそれが少なくなったのは夢のようだ。
このブログを作ながらも、妻は傍らで 「唱歌ラヂオ」 を聞きながら一緒に口ずさんでいる。このラヂオのお陰でテレビを見る時間が少なくなったが、唱歌は妻のメモリの中に忘れずに残り、それを呼び出せることは有り難いことだ。
家の中には画像のような昔風の子供主役のカレンダーがある。俳句も良し、子供の姿もワン公の姿も良し、と、私が一番好きなカレンダーもだいぶ薄くなってしまった。
10月は 「神無月」 。神様が出雲の方へ行かれるようだが、その留守中も我が家へのご加護をよろしくお願いします。
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