朝刊のコラム欄にある作家の言葉として次ぎのような文章が載っていた
「齢を取るということは、自分の持ち時間を失って行くということです」
そして持ち時間は日々失われていくから、それが人間の最大の 「淋しさ」 だという
作家だけに上手い表現をするが、この言葉を聞いて私も頷ける何かが同調できるだけの歳を重ねている
人間は間違いなく、生まれた時からあるゴールに向かって誰もがカウントダウンを始めているはずだから、持ち時間は刻々と少なくなっている
今日はこの言葉を噛みしめながらも、また同じように妻を介護することが当たり前のように続いている
でも私の持ち時間はあとどのくらいあるのだろうか?
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