二人の訃報 2014年12月09日 14時25分11秒 | 日暮らし通信 日暮らし通信日暮らし通信■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■ダリア (白宇宙)神代植物公園(H201112 撮影)● 写真の上でクリックしてご覧ください ●昨日は奇(く)しくも二人の訃報を知った 午前、一枚の喪中はがきが届いたが、文面を見てびっくりした 遠く道東に住むAさんが亡くなったとの知らせだった ”えっ、あのAさんが” と私は絶句した 今までは年賀状だけの付き合いになっていたが、かつては私の精神的な弱さをフォローしてくれる大切なお方だった 妻が元気な頃は秋になると共に道東へ飛んで、旧交を温めていたが、妻の病後はすっかりご無沙汰していた 思いがけない妻の入院で動揺している私を元気付けてくださったのもAさんで、その後も何かと精神的な拠(よ)り所として私の心の支えとなっていたのもAさんだった そのAさんの訃報を私は感無量な気持ちで喪中はがきの文面を何回も読みなおしていた 女性としては余りにも若い68歳の生涯だった 午後、親戚のTさんから電話をいただいた かつて住んでいた裏家のKさんの訃報を知らせてくださった電話で、 ”あのKさんが” と、また神妙な面持ちでその内容を聞いていた お歳は90歳とのことで 「天寿を全うした」 と思ってもいいのだろうか? Kさんには人生の先輩として多くのことを学ばしてもらった 私には無い温和な表情の中で、いつも心静かな言動は私にとっては目標にすべき先輩だった この二人の訃報、私は印刷済みのAさんとKさんへの27年度の年賀状を抜き取りながら、元気だった頃の面影を偲(しの)んでいた 二人のご冥福を心からお祈り申し上げます 合掌