いい、おしめりですネ・・・・・・・・

さくらそうの栽培や草もの盆栽を仲間たちと楽しんでいます。日々思うことを気ままに。
野遊び塾の気ままな塾長日記です。

虫とともに50年 「家庭園芸市場の流れと問題点」 <GA研修>

2016年09月29日 | グリーンアドバイザー

 

 今回の講師は望田明利さんでした。
大学卒業から就職した企業の関係から、家庭園芸の流れを振り返っての内容でした。
テレビで園芸番組が1960年から放送された。「趣味の園芸」が1966年から始まって、昨年50周年を迎えました。
雑誌「趣味の園芸」はテレビの園芸番組のテキストという性質があったにせよ、一時は100万部にせまる勢いがありました。(現在の発行部数は14万5千)
特に1990年代は、花博の影響もあり園芸ブームでした。 

今後の課題 その1
「消費園芸学の確立を」 同じ植物を育てるのに生産者(生活の糧)と家庭(豊かな潤いのある生活)では目的が異なる。しかし、家庭用に販売されている本や雑誌の多くはプロの栽培方法の横流しである。

今後の課題 その2
「販売員の知識不足の解消」 園芸の知識は一歩一歩階段を登っていくようにして得るものである。残念ながら販売員の知識不足は目を覆いたくなる。

 

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野草の盆栽

2016年09月28日 | 講習会資料

さぁ~ 野草の盆栽ができました。 どこに置きましょう~。

 風通しと日当たりの良い場所!
午前中は陽があたり、午後には日陰になる場所(西日のあたらない)!
夜露にも当てて、朝日もいっぱい浴びて~。
夏は木陰ができて、冬は冷たい北風を避けて、
こんな理想的な場所(条件)はめったにありません。
みんな何らかの形で障害を抱えています。
本の題名に「与えられた場所で咲きなさい」がありました。
野草の栽培への熱意と研究心、植物を愛する気持ちと工夫をして、
良い環境(植物の自生地)に近づけてあげることです。

草玉をつくる

 鉢栽培同様、草花の性質(自生地)を良く知ること。
野草の寄せ植えをつくる時に大切なことは、同じ環境で生活している野草や木を組み合わせる。
身近な場所を観察してみましょう。
どんな植物が生えているか、土の状態など

1、雑木林
2、湿地(川や田んぼの近く)
3、路傍(畑や農道のある)
4、日陰(あまり陽のあたらない)
5、草原・野原(低い山の)

 最近、外来種の山野草が多く出まわっています。
本で調べても載ってない、わからない
植物の名が間違って売られている事もあるので、まず、
わからないものは単品で仕立鉢で数種の土を混ぜて植えておく。
失敗したり、思いの他良く育ったリ、
いろいろな事を体験しながら。

 是非、長く、楽しんで下さい。

  2009年4月4日
    瑞光園 村川 緋紗子

 2009年4月の講習会資料(講師は瑞光園の村川緋紗子さん)を、変更・加筆しています。

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寄せ植えを考える(1)

2016年09月24日 | 講習会資料


 秋の植え替えシーズンになりました。

 <寄せ植え>
 色々な(山)野草や低小木を数種を組み合わせて植えることを言います。
 1年を通じて季節感豊かな情景を味わうことができます。
春の芽だしの美しい草木や初夏に咲く花もの、夏に涼しげな葉を見せる草もの、秋に紅葉や実が美しい草木、冬の枯れ姿に風情のある草などを数種類を組み合わせて植えると、その鉢から季節ごとの異なった情感を味わうことができます。



<コケ(苔)について>
 表面にコケは貼らない方がよい。貼っても活着は難しいです。自然に発生してコケが着生するまで我慢する。

<肥 料について>
 肥料は植えこんだ草木が活着したら、出来るだけ少なめに与える。


 速く根洗いとして飾るには、コケの着生が促進される管理や環境で育てることが一番です。
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