いい、おしめりですネ・・・・・・・・

さくらそうの栽培や草もの盆栽を仲間たちと楽しんでいます。日々思うことを気ままに。
野遊び塾の気ままな塾長日記です。

寄せ植えの組み合わせを考える

2020年03月27日 | 講習会資料



 1、寄せ植えの組み合せ方

    何と何を寄せなければならないと言うことではなく、
         小さな鉢の中に1つの山を想像して(軽井沢)
          (上毛高原の山)等・・・・・・・植え込みます。
 
 2、植える物と鉢とのバランス
   
    奥深く山に見えるよう、空間を出す。素朴さを出す。
           春・夏・秋・冬、何時でも楽しく見られる様に。
 
 3、長年持ち込む為の注意、摘心、整枝に心がける。
    
    2年~3年になりますと、根づまりをおこし水はけが悪くなります。
               そこで鉢の廻りの用土を取り替えたり、根を切りあげます。
    5年~6年と持ち込みますと植物に強弱が出来、味わいが出て来ます。
 
 4、用土について
 
    植物の根は、水や肥料の吸収の他に呼吸作用もしている。
            そこで、適当な空気が必要であり、用土も保水力、通気性の良いことが大切。
    私は、長年の経験で植物の性質に合わせて用土を変えています。
    基本の用土は、赤玉5、桐生砂3、富士砂2。
    植物によって、生きた山ゴケを細く刻んで入れたり、草木灰・軽石砂をいれます。


モミジの剪定

2019年11月11日 | 講習会資料

 モミジの葉を一葉一葉づつ切り落とします。
ピンセントに刃が付いている道具で、葉を切っていく根気のいる作業です。

 

 モミジの葉がなくなると枝ぶりが・・・・

 葉を全て取りました。
樹形を乱す枝を切ります。
正面から見ると

 真上から見たら

もう一つのモミジの盆栽

 

 


寄せ植えを考える(2)

2016年10月27日 | 講習会資料


<寄せ植え>
 いろいろな山野草や低小木を数種組み合わせて植えることを言います。
1年を通して季節感豊かな情景を味わうことができます。

①春の芽出しの美しい草木
②初夏に咲く花もの
③夏に涼しげな葉を見せる草
④秋に紅葉や実が美しい草木
⑤冬の枯れ姿に風情のある草など。

数種類組み合わせて植えると、その鉢から季節ごとの異なった情感を味わうことができます。
寄せ植えでは、組み合わせを避けたほうがよいものと、観賞時期や草丈の高低、つる性、這うものなどを考慮するとよいです。

①日当たりを好む草と日蔭を好む草
②水を好む草とそうでない草
③高山性と平地性など  
できるだけ同じ環境を好む草木がよいです。

 山野草・低小木苗の入手は園芸店でポットなどに入った苗を購入する方法が一番よいと思います。
さらに殖やし方には、実生法、挿し芽などがあります。長年持ち込むこと(植え替えない)を基本に、宿根草(球根を含む)で強健、耐寒性などを考慮することが重要です。
 品種については際限なく数がありますので省略します身近な場所を観察してみましょう。



 植物の性質(自生地)を良く知ること。
野草の寄せ植えをつくる時に大切なことは、同じ環境で生活している野草や木を組み合わせる。
身近な場所を観察してみましょう。
どんな植物が生えているか、土の状態など

1、雑木林
2、湿地(川や田んぼの近く)
3、路傍(畑や農道のある)
4、日陰(あまり陽のあたらない)
5、野原(低い山の)


野草の盆栽

2016年09月28日 | 講習会資料

さぁ~ 野草の盆栽ができました。 どこに置きましょう~。

 風通しと日当たりの良い場所!
午前中は陽があたり、午後には日陰になる場所(西日のあたらない)!
夜露にも当てて、朝日もいっぱい浴びて~。
夏は木陰ができて、冬は冷たい北風を避けて、
こんな理想的な場所(条件)はめったにありません。
みんな何らかの形で障害を抱えています。
本の題名に「与えられた場所で咲きなさい」がありました。
野草の栽培への熱意と研究心、植物を愛する気持ちと工夫をして、
良い環境(植物の自生地)に近づけてあげることです。

草玉をつくる

 鉢栽培同様、草花の性質(自生地)を良く知ること。
野草の寄せ植えをつくる時に大切なことは、同じ環境で生活している野草や木を組み合わせる。
身近な場所を観察してみましょう。
どんな植物が生えているか、土の状態など

1、雑木林
2、湿地(川や田んぼの近く)
3、路傍(畑や農道のある)
4、日陰(あまり陽のあたらない)
5、草原・野原(低い山の)

 最近、外来種の山野草が多く出まわっています。
本で調べても載ってない、わからない
植物の名が間違って売られている事もあるので、まず、
わからないものは単品で仕立鉢で数種の土を混ぜて植えておく。
失敗したり、思いの他良く育ったリ、
いろいろな事を体験しながら。

 是非、長く、楽しんで下さい。

  2009年4月4日
    瑞光園 村川 緋紗子

 2009年4月の講習会資料(講師は瑞光園の村川緋紗子さん)を、変更・加筆しています。


寄せ植えを考える(1)

2016年09月24日 | 講習会資料


 秋の植え替えシーズンになりました。

 <寄せ植え>
 色々な(山)野草や低小木を数種を組み合わせて植えることを言います。
 1年を通じて季節感豊かな情景を味わうことができます。
春の芽だしの美しい草木や初夏に咲く花もの、夏に涼しげな葉を見せる草もの、秋に紅葉や実が美しい草木、冬の枯れ姿に風情のある草などを数種類を組み合わせて植えると、その鉢から季節ごとの異なった情感を味わうことができます。



<コケ(苔)について>
 表面にコケは貼らない方がよい。貼っても活着は難しいです。自然に発生してコケが着生するまで我慢する。

<肥 料について>
 肥料は植えこんだ草木が活着したら、出来るだけ少なめに与える。


 速く根洗いとして飾るには、コケの着生が促進される管理や環境で育てることが一番です。