いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

音楽と幽霊 その4 〜幽霊なんか怖くない!?〜

2016年06月30日 | 音楽講座

 「音楽と幽霊」というテーマで、

リバーブの話をしてきましたが、
 
何が言いたいかといえば、
 
「存在のリバーブ」
 
それが幽霊です。
 
 
「相対性理論」によれば、
人間とはエネルギーのカタマリです。
 
「般若心経」によれば、
思考もまたエネルギーでした。
 
 
そんな人間が突然、例えば事故などで、
命が途絶えてしまうとき、
 
思考のエネルギー、
思念とでもいうものが
残るものだと思うのです。
 
(SFでは『残留思念』と言う場合も)
 
 
強い思いがあれば、
ロング・リバーブとなり、
 
心残りが少ないと
ショート・リバーブとなります。
 
どんな強い想いも
やがて消えてしまいます。
  

 
落ち武者の幽霊は出ても、
原始人の幽霊は出ないでしょう。
 


幽霊が出ても、
 
「ああ、存在のリバーブだな」
 
と思えば、怖くないでしょう(でもないか)。 




※写真は、Macの音楽制作ソフトLogicのリバーブ・プログラム。
部屋の形状(Room Shape )や部屋の広さ(Room Size)、
リバーブの長さ(Reverb Time)など細かく調整できる。
 
ここでは、7角形で20mのサイズの部屋で約3秒のリバーブタイム。

 

(「音楽と幽霊」終わり)

 

 

  

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