いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

音楽と幽霊 その2 ~リバーブのジレンマ~

2016年06月12日 | 音楽講座

最近は、デジタル技術で、

空間の響きをシュミレーションすることによって、

残響を人工的に作り出すことができます。
 

大きなホールから小さなホール、

スタジオやライブハウス、

トンネルとか大聖堂とか、


カーステレオ(言い方が古い?)やラジカセに

組み込まれているものもありますよね。



 
(写真はロレックスバンドのリハ風景 at 大阪難波フラミンゴジアルーシャ) 


デジタル以前はアナログ的な方法で、

リバーブ効果を作っていました。
 
 

大がかりなものでは、

壁の中に大きな鉄板を宙づりに埋め込んで、
 
その端から音の電気信号を入れて、

もう一方の端から取り出すという
 
鉄板リバーブが使われたりしていました。
  

今でもデジタルのシュミレーションの中に

「プレート」という名前で入っています。
 

主にギターアンプに使われていた、

スプリング式のリバーブもありました。
 
 

昔はリバーブでプロとアマの音の差が

大きく開いていたのですが、
 
10万円を切る価格で出たデジタル・エフェクター、

YAMAHA の SPX90は衝撃的でしたね。

 
最強の武器が手に入る、みたいな感覚。

 
おっと、今回は、リバーブ解説と

思い出話で終わってしまいましたが、

幽霊だけに出ないことも・・
  

では、また次回に。
 

(「音楽と幽霊」その3へつづく)

 

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