最近は、デジタル技術で、
空間の響きをシュミレーションすることによって、
残響を人工的に作り出すことができます。
大きなホールから小さなホール、
スタジオやライブハウス、
トンネルとか大聖堂とか、
カーステレオ(言い方が古い?)やラジカセに
組み込まれているものもありますよね。
(写真はロレックスバンドのリハ風景 at 大阪難波フラミンゴジアルーシャ)
デジタル以前はアナログ的な方法で、
リバーブ効果を作っていました。
大がかりなものでは、
壁の中に大きな鉄板を宙づりに埋め込んで、
その端から音の電気信号を入れて、
もう一方の端から取り出すという
鉄板リバーブが使われたりしていました。
今でもデジタルのシュミレーションの中に
「プレート」という名前で入っています。
主にギターアンプに使われていた、
スプリング式のリバーブもありました。
昔はリバーブでプロとアマの音の差が
大きく開いていたのですが、
10万円を切る価格で出たデジタル・エフェクター、
YAMAHA の SPX90は衝撃的でしたね。
最強の武器が手に入る、みたいな感覚。
おっと、今回は、リバーブ解説と
思い出話で終わってしまいましたが、
幽霊だけに出ないことも・・
では、また次回に。
(「音楽と幽霊」その3へつづく)